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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

iPhone 4S(KDDI 3G)と3カ月、Galaxy S2 LTEと2ヶ月間、○と×(2)

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おはようございます。

昨日の雪が一部氷になって歩道にへばりついています。
踏み込んで滑らないように注意しながらの歩行でした。

昨日はiPhone 4Sの○だけになってしまいました。継続します。

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■Galaxy S2 LTEがいい点

・画面に指紋が付きづらい
iPhone 4S同様、Galaxy S2 LTEは指紋が付きづらいです。自分は端末の表面にフィルムなどを貼るのががあまり好きではないので、この特性には助かっています。長いこと使うと指紋が付きやすいかどうかというのは大いに気になるところです。たまに昔のiPhone 4やAndroid端末に戻るとびっくりしますね。画面が指紋で真っ白になってしまう。

ところで、Galaxy Tab 10.1 は指紋が付きやすかったりします。何でしょうね、この違い。

・徐々に画面が大きくなるGalaxy S2シリーズ
驚いたことにGalaxy S2シリーズは、その兄弟機が出るたびに画面が大きくなっています。
- Galaxy S2 4.27インチ
- Galaxy S2 LTE (docomo) 4.5インチ
- Galaxy S2 WiMAX (au) 4.7インチ
特に、Galaxy S2 LTE (docomo) と Galaxy S2 WiMAX (au)は発売時期も近く、マイナーチェンジ程度だと思っていたのが、画面サイズに違いがあるのは驚きでした。サムスンさん、開発にずいぶんと余力があるのですね。この2機種は画面が同じ横幅で縦に7ミリほど長い感覚です。筐体のサイズはほぼ一緒なので、上下枠が狭くなっている感覚です。

4.7インチと言えば、ひところDELL Streakが5インチという独自サイズで独自の世界を築こうと頑張っていた領域ですね。そこにあっさりと踏み込んでいるわけです。iPhone 4Sの3.5インチと比較すると時代を感じます。画面が大きいのは使いやすいです。

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・動きがスムーズ、スクロールが速くて快適
大きなWebページでも一挙にスクロールができるのは快適です。iPhoneはスクロールにブレーキがかかるようにチューニングされているので、縦長のページには何度も縦スワイプ操作する必要があります。好みもあるのでしょうが、Android端末たちはここが楽です。

Galaxy S2は、昨年4月に出た当初より、その速さが特筆ものでしたが、S2 LTEもWiMAXも同じ素質を引き継いでいます。慣れると手放せない快適さです。

・SPモードがようやく使いものに
SPモードは昨年末よりメールアドレスが混じるなどのトラブルを起こしています。アプリも何故だかとても重く、正直なところ使いづらいです。それなのでF-12Cや初代MEDIASなど、自分が少し前に所有した機種では、実用性が低く感じていました。携帯電話時代のiモードの快適さからすると、改悪という感覚が否めません。

Galaxy S2 LTEにしてみて、ようやくSPモードのアプリがストレスなく使えるようになったと感じました。Android端末を選ぶ際には、最新機種であること、そしてデュアルコアがいいとお薦めしているのは、この実体験に基づいています。この機種にしてSPモードの携帯メールが増えましたし少し長くなりました。なお、「Google日本語入力」は、フリックの反応と予測変換が快適です。

・LTE網がどこをカバーしているかすぐにわかる
LTE網のカバー範囲はまだ狭いです。LTEルーターを持ち歩いて状態を観察するよりも、スマホ自体に受信させてしまうのはチェックに便利です。例えば東戸塚駅界隈ではLTEがバッチリなのに、たまプラーザ駅界隈は全く拾わないことがわかりました。また、ビルの奥の方でLTEが届いていないということも確認できます。

・テザリング
高1の娘がiPod Touchを外で使う際に、Galaxy S2 LTEのテザリング機能をオンにするとモテることは別途書きましたが、パソコンでも使うことがあります。ご存じの方も多いと思うのですが、田園都市線の二子玉川と渋谷の間は、トンネル内でも3キャリアつながるようになりました。

【朝メール】の編集作業をパソコンで早朝の空いた電車の中でやる自分としては、トンネルの外ではWiMAXを使うのですが、トンネル内でGalaxy S2 LTEのテザリングに何度か救われたことがあります。もっとも、トンネル内での接続は3Gだけで、ドコモの回線は良く切断しますが。

・Googleのナビがどんどん進化
Googleマップからナビに飛ぶ機能を良く使っています。知らないところを歩くときに、予想到着時間が出るのは重宝します。ちなみに、Googleマップでの徒歩検索って、とんでもなくマニアックな道を教えてくれます。公園内を突っ切るとか、階段のある道を勧めるとか。一体どんなデータ収集方法とアルゴリズムをしているのでしょうね。こういった進化がいち早く体験できるのは、Android端末がiPhoneよりも便利な一つです。

ところで、現在位置の測定は「○と×」の×シリーズで書いていきますが、実はiPhone 4S (au)が圧倒的に正確で早いです。この違いってどこから出るのでしょうね。

・日経新聞電子版がいい
日経新聞を取っているのであれば、プラス1000円で電子版が使えます。iPhoneもAndroidも専用のアプリで朝刊と夕刊が読めるのです。

サービスが始まってすぐから、会社で取っている新聞の契約を電子版に拡張してみました。それを今はiPhone 4SとGalaxy S2 LTEとで比較して使っているのですが、実は今はほとんどGalaxy S2 LTEで見ています。画面のサイズが大きいことも一つの理由なのですが、圧倒的に便利なのが、ボリュームボタンでページがサクサクと切り替えられるところです。

iOSではボリュームボタンの操作がアプリ制限されているので、実装されていないのでしょう。新聞記事をタイトルだけでザップするには今のところ最良のUIなのではないかとすら感じます。Android版日経新聞電子版はお勧めです。Androidは音楽端末として使われるケースも少ないことからも納得の実装です。

・TweetDeckが素直に動くパワー
Twitterをこまめにチェックすることが面倒だと思っている自分としては、TweetDeckが気にいっています。検索条件やリストなどをそれぞれのコラムにタイムラインとして出すことができます。コラム間は、左右フリックで行き来できます。だから半日に一度くらいの閲覧で大まかなことが把握できます。

ところがこのアプリ、だいぶ重いようです。F-12C時代にはメモリーが使い尽くされて、しょっちゅうハングしていました。iPhone 4S版もあるのですが、これも実に重いし、データ取得に失敗することが多いです。Galaxy S2 LTEでTweetDeckが初めて便利に使えたと実感しています。

・サイズの割に軽い
iPhone 4Sがガラスの塊をもったような感覚がするのに対して、Galaxy S2 LTEはプラスチックの感覚です。体積を重量で割った密度が低いからなのです。これは指先で持ち歩く場合には違いを大きく感じます。軽いほうが指に吸いつく感じ。重いと、つい落としてしまうことが多いです。Galaxy S2 LTEは、裏面の形状も湾曲しているからホールド感がいいのでしょうね。

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(再び時間切れにつき以下次号・・ )
次は○と×の×を挙げて行きます。

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※20120125 13:24 間違いに気づき変更しました。 質量 → 密度

※20120125 14:56 変更しました。 Tweetdeck → TweetDeck

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