オルタナティブ・ブログ > ITソリューション塾 >

最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO 静かな森の中で自分と出会う

»

IMG_0205.jpeg

東京は大雪に見舞われたようですが、八ヶ岳南麓・標高1000メートルに佇む8MATOでは、わずか二、三センチほどの雪化粧。思いのほか、静かな冬の朝でした。

IMG_0230.jpeg

ただ、空気の冷たさは格別です。日中も気温は零度に届かず、今朝は氷点下十度まで冷え込みました。吐く息が白く凍りつくような、凛とした寒さに包まれています。

IMG_0223.jpeg

IMG_0239.jpeg

八ヶ岳の南麓と北麓では、気候がまるで違います。北麓には日本海方面から湿った空気が流れ込み、山肌にぶつかって雪を降らせます。一方、南麓に降り注ぐのは、雪ではなく、肌を刺すような乾いた風。山の頂きから吹き降ろしてくるその風は、痛いほどに冷たい。今朝もまた、その風が、森の木々の間を吹き抜けていきます。

IMG_0228.jpeg

今年はなかなか寒くならないものだなぁと思っていたのですが、この一週間ほどで、冬が一気にその本性を現しました。

IMG_0238.jpeg

IMG_0233.jpeg

けれど、この厳しい寒さの峠も、あと一、二週間のことではないでしょうか。やがて気温はゆるやかに上がりはじめ、三月には南岸低気圧がときおり雪を運んできます。しかし、ここは日本でも有数の日照時間と晴天率を誇る地。降った雪はあっという間に姿を消してしまいます。そうして、あの萌えるような新緑の季節がやってきます。

IMG_0241.jpeg

森の中で過ごしていると、季節の移ろいを五感が静かに教えてくれます。光の角度が変わること、風の匂いが変わること、足元の土の硬さが変わること。それが当たり前の日常になってしまうと、そうでない暮らしのほうに、かえって違和感を覚えるようになります。自分の本当の居場所はどこなのかを頭で考えるまでもなく、この身体がとうに知っているのかもしれません。

AIの知性がどれほど進化したとしても、冬の朝の冷気を肺いっぱいに吸い込んだときの、あの目が覚めるような感覚を、得ることはできないでしょう。フィジカルAI――ロボットのように自律的に行動できるAI――が発展し、AIが身体を持って、自ら体験し、知性を獲得できるようになったとしても、それはいま、私がこの森で感じているものとは、きっと異なる世界です。

先週のブログにも書きましたが、人間は本来、自然の一部なのだと思います。森の空気を吸い、季節の移ろいを肌で感じ、いのちの循環のただなかに身を置く。それこそが、私たちのいのちにとって、いちばん自然な姿なのではないでしょうか。生命の根源に関わるそのことにおいて、AIと人間は根本的に異なっています。たとえ人間のように語ることができたとしても、人間と同じにはなれない。森の中に身を置けば、言葉を尽くさずとも、そのことがおのずと感じられます。

この季節の8MATOは、訪れる人もまばらです。けれど、だからこそ、自然と深く溶け合うことができる。よろしければ、どうぞ思い切って、訪ねてきてください。

IMG_0156.jpeg

静かな森の中で、いろいろとお話しできれば、それはとても嬉しいことです。

【本日締切】ITソリューション塾・第51期

(2026年2月10日開講)

突然ですが、少しご自身の「常識」のアップデート状況を点検してみましょう。 お客様との雑談や会議で、次のような質問をされたとき、あなたは自信を持って答えられますか?

常識初級編 基本の「キ」

  1. 「デジタル化」と「DX」、何が違うのですか?
  2. SaaSPaaSIaaS」の違いを説明し、適切に使い分けができますか?
  3. 「人工知能(AI)、機械学習、深層学習、生成AIは、どんな関係ですか?

常識中級編 トレンドの本質を掴む

  1. 「仮想化」と「コンテナ」、技術的な違いとメリットは何ですか?
  2. 「クラウドネイティブ」とは何ですか? 単に「クラウドを使うこと」とは違いますか?
  3. 「アジャイル開発」と「ウォーターフォール開発」の違いは? なぜ今、アジャイル開発が推奨されるのですか?

常識上級編 未来と社会を見据える

  1. 「マイクロサービスアーキテクチャ」を採用するメリットとデメリットはなんですか?
  2. 量子コンピュータは、暗号技術やセキュリティにどのようなインパクトを与えますか?
  3. 「デジタル主権(ソブリンクラウド)」という概念が、重要視される背景は?

いかがでしたか? すらすらと、自分の言葉で説明できたでしょうか。それとも、曖昧な理解であることに気づき、言葉に詰まってしまったでしょうか。

もし答えに窮するとしたら、ぜひITソリューション塾にご参加ください。ここには、新たなビジネスとキャリアの未来を見つけるヒントがあるはずです。

【ユーザー企業の皆さんへ】

不確実性が常態化する現代、変化へ俊敏に対処するには「内製化」への舵切りが不可欠となりました。IT人材不足の中でも、この俊敏性(アジリティ)の獲得は至上命題です。AIの急速な進化、クラウド適用範囲の拡大、そしてそれらを支えるモダンITへの移行こそが、そのための強力な土台となります。

【ITベンダー/SI事業者の皆さんへ】

ユーザー企業の内製化シフト、AI駆動開発やAIOpsの普及に伴い、「工数提供ビジネス」の未来は描けなくなりました。いま求められているのは、労働力の提供ではなく、モダンITやAIを前提とした「技術力」の提供です。

対象となる方

  • SI事業者/ITベンダー企業にお勤めの皆さん
  • ユーザー企業でIT活用やデジタル戦略に関わる皆さん
  • デジタルを武器に事業改革や新規開発に取り組む皆さん
  • 異業種からSI事業者/ITベンダー企業へ転職された皆さん
  • デジタル人材/DX人材の育成に携わる皆さん

実施要領

  • 期間:2026年2月10日(火) ~ 4月22日(水) 全10回+特別補講
  • 時間:毎週 水曜日 18:30~20:30(※初回2/10など一部曜日変更あり)
  • 方法:オンライン(Zoom)
  • 費用:90,000円(税込み 99,000円)

受付はこちらから: https://www.netcommerce.co.jp/juku

※「意向はあるが最終決定には時間かがかかる」という方は、まずは参加ご希望の旨と人数をメールにてお知らせください。参加枠を確保いたします。

講義内容(予定)

  • デジタルがもたらす社会の変化とDXの本質
  • ITの前提となるクラウド・ネイティブ
  • ビジネス基盤となったIoT
  • 既存の常識を書き換え、前提を再定義するAI
  • コンピューティングの常識を転換する量子コンピュータ
  • 【特別講師】変化に俊敏に対処するための開発と運用
  • 【特別講師】クラウド/DevOpsの実践
  • 【特別講師】アジャイルの実践とアジャイルワーク
  • 【特別講師】経営のためのセキュリティの基礎と本質
  • 総括・これからのITビジネス戦略
  • 【特別講師】特別補講 (現在人選中)
Comment(0)