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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

Android用ガラケー機能は便利、iPhoneとの比較をリストアップ

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おはようございます。

夜明けが遅くなってきていて、始発向かいの駅への徒歩(@4:55)を迎えてくれたのが西の空の満月でした。月は十分に高く、太陽のお出ましはまだまだであることが分かります。

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今朝は谷川さんのエントリー『ドコモのガラ携をAndroidに機種変したらiPhoneなくてもやっていけそう』にもありましたが、自分もドコモのMEDIAS N-04Cをメイン機種として使ってみたら、iPhoneがほとんど音楽と電池切れ時のためのバックアップ用端末となってしまった件について。

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■ガラケー機能が移植されるとやはり便利

7月末にモバイルSuicaがAndroid対応したことで、3月に買ってあったMEDIAS(非防水初期モデル:N-04C)が本格稼働し始めました。これで従来から携帯電話で行っていたSuicaのチャージや定期券の購入などがスマートフォンでもできるようになりました。

SPモードとモバイルSuicaのアカウントをMEDIASに移動したことで、SIMはMEDIASに強く固定されます。それまで愛用の究極ガラケー、セパレート携帯のF-04Bがついに充電されることもなくなりました。

モバイルSuicaのアプリは、画面が旧来のiアプリの制限の中で窮屈だったものから、画面いっぱいに表示されるものになり、ずいぶんと使いやすく感じます。驚いたのがアクセスキーにそのまま対応していることです。文字入力(IME)を数字に切り替えておくと、従来の数字のオペレーションができます。無駄なスクロール操作を避けることができるのでありがたいです。

SPモードのアプリは、正直なところかなり使いづらいです。メモリー消費容量が大きく、さらにやたらとモタモタしています。それでも、友達やら家族やらからやってくる従来のiモードメールが、そのまま扱えるというのはありがたいものです。バージョンアップも頻繁にされているので、根気良く改善を待っています。

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■MEDIAS N-04CのiPhoneに対して優れているポイント

・「戻るボタン」が標準装備されていること (Android一般)
 →アプリからブラウザを開き、そこからまたアプリに戻れるのは便利です。
 →iPhoneではよく「戻るボタン」を探している自分に気が付きます。
 →Windowsの「マウス右ボタン」が無かった時代のMacと同じ不便さです。

・写真ビューワーアプリにある「共有」 (Android一般)
 →様々な「非標準」アプリケーションへも共有できてしまいます。
  例えば、TweetDeck、Dropboxなど、後から入れたアプリにです。

・イルミネーションが実装できる (MEDIAS)
 →TwitterやSPモードで新着があると、ちかちかと光で通知してくれます。
 →アプリによって色を変えられるあたりは秀逸です。
 →光っていると遠くにあっても気になって、見てしまうものです。
 →iPhoneではホームボタンのアイコン上に数字が並ぶだけですね。

・ブラウザーのFlash表示 (Android 2.2以上)
 →どんなサイトでも見られるというのは助かることが多いです。
 →MEIDASは処理が遅くフリーズすることも多いですが。。

・ワンセグ (MEDIAS)
 →これも滅多に使わない機能なのですが、あるという心強さはいいです。

・軽い、薄い (MEDIAS)
 →iPhoneは重量感すら感じますね。

・電話の音質がいい (MEDIAS)
 →iPhoneや一部Androidは音質悪いですが、MEDIASは印象的に音がいいです。

・画面が大きい (MEDIAS)
 →当たり前なことですが、少しでも大きいと使いやすいです。

・ドコモ回線の接続性 (ドコモ端末一般)
 →地方に行ったときなどに大きな違いが出ます。

・電子書籍が無料で18冊 (MEDIAS)
 →MEDIAS NAVIというサイトにアプリと書籍が無料で用意されています。
 →思わず小説をひとつ読んでしまいました。

・音声入力やマップなどの更新が早い (Android一般)
 →Googleの提供する機能が(あたりまえですが)すぐに反映されます。

・ステータスバー (Android一般)
 →これはAndroid標準のバーですね。これに慣れるとiPhoneがもどかしい。
 →iOS5には実装されるようなので、この不満は無くなるでしょうが。

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■iPhoneのMEDIAS(Android一般)に対して優れているポイント

・iTunes
 →iPodとしての蓄積がすでにあります。手放しがたいです。

・動きがスムーズ
 →4年間の進化の積み重ねを感じます。

・フリーズすることがほとんどない
 →4年間の進化の積み重ねを感じます。

・新しいアプリに安心してチャレンジできる
 →何が入っているか分からないAndroidマーケットはやはり怖いです。

・Wi-Fiと3Gとの切り替えがスムーズ
 →Android端末には切り替え時間が長いものがあります。

・Sudoku Dailyというアプリ(笑)
 →数独ができるゲームアプリです。これが頭の体操に実にいいです。
 →Androidマーケットからは好みのものが見つからず。。

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■MEDIAS (N-04C)のダメなポイント

・落としやすい
 →デザインでしょうが、画面サイドの棒が手への接触面積を減らします。
 →その結果、とてもよく落とします。

・裏ぶたがバカになっている
 →ちょっとしたことですぐに外れます。

・電池の消耗が激しい
 →一方、充電速度も恐ろしく早いです。

・よくフリーズする
 →TweetDeckやSPモードなどがメモリーを圧迫しているのでしょうか。
 →ひどい時には電話アプリが立ち上がらずに電話取りそびれます。
 →今夏OSが2.3にアップされるとのこと、待っています!

・画面スクロールはガクガク
 →iPhoneのスムーズさと比べるとかなりひどいです。
 →今夏OSが2.3にアップされるとのこと、待っています!

・ヘッドフォン端子がマイクロUSB
 →ガラケーが音楽で失敗している要因に丸端子非対応があると思います。
 →ヘッドフォン端子にアダプターを付けて使う不便さはあり得ないです。

・3GとWi-Fiとの切り替えがスムーズでない
 →スリープモードから戻してWi-Fiを捕まえる時間が長いです。
 →MEDIASはそこが遅く通信エラーが多発するので3G固定で使っています。

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■まとめ

良くも悪くもいろいろ挙げました。まだまだ進化中のAndroid。それに対して、完成に近いiPhone。Androidにポテンシャルを感じつつも、がっかりするほど動きが悪い機種があったりするのも事実です。

防水を始め、ガラケー機能は魅力的なものが多いです。それらが徐々にAndroid端末たちに実装されてくる。実際に使ってみて、正常にガラケー機能が搭載されるAndroid端末たちは優れモノになってくることが予感されます。

Androidにあるステータスバーやアプリ間で統一された「戻るボタン」は慣れると手放せなくなります。ただまだ、機種によって挙動がだいぶ違うあたりが、選択に困るところでしょう。

2011年夏の段階で、自分からできる機種選定上のアドバイスとしては次のようなポイントを考えるといいと思います。

・メーカ初期型を買ってはいけないAndroid
・OS2.3以上を選ぶべき (バージョンアップ待ちはもどかしい)
・電池容量が少しでも大きいものを選ぶ
・ヘッドフォンが丸端子であること
・手になじむ端末であること (スマホは大きい分落としやすい)
・Wi-Fiへの接続が素早いこと
・ドコモの場合 SPモードがもたもたしないこと
・ガラケー機能をどこまで不要とできるか

以上、報告終わり!

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