ドコモのガラ携をAndroidに機種変したらiPhoneなくてもやっていけそう
これまでは、おサイフケイタイ付きのガラ携とiPhone 3GSの2台持ちだった。ガラ携のほうは、ドコモのF-06Bという機種でテザリングができるやつ。この組合せでけっこう便利にやってきたのだけれど、さすがにiPhoneもくたびれてきたので機種変更をとも思うのだが、いまさらiPhone 4でもないだろうと。
で、結局はガラ携のほうを機種変更することに。選んだのはドコモのF-12CというAndroid携帯。Fujitsu製の新しい機種ではあるけど、高性能、高機能というよりはAndroid携帯で簡単携帯を目指しているような機種とも言えるやつ。
とはいえ、中身は普通のAndroid、アプリを入れればなんでもできる。カメラもスペック高いし、当然おサイフケイタイに対応。さらに赤外線まで付いていて、ガラ携帯からの移行は楽な機種だと思う。
そして、これを選んだ最大の理由は、テザリングができるということ。まあ、電池の持ちを心配しなければならないというのはあるけど、普段持ち歩いている携帯電話にテザリング機能があるというのは便利だ。それもキャリアがドコモなので、繋がり易いのもポイント高い。繋がりやすいを実感するのは、テザリングだけではない。ソフトバンクのiPhoneでは、都内の地下鉄ではまず使い物にならない。走行中はもちろんダメだし、駅に到着してもなかなか電波を捕まえてくれない。走り出す頃にやっとという感じ。それがドコモだと、駅に入るとすぐ電波を捕まえるので、駅間で入力したメールやつぶやきをすぐに送信できる。これで、けっこういらいらが解消されているかも。
F-12Cになってもう1つよくなったのが、軽さ。まあ、そのぶん安っぽい感じがするかもしれないけど、ほんの少しでも軽くなると、胸ポケットに入れた際などずいぶんと印象が違う。それと、Fujitsuがそれなりに作り込んでいて、それがいい方向で使いやすさになっていると思う。
これまで、Galaxy Tabをそれなりに使い込んできたけれど、使い勝手ではiPhoneやiPadのほうが一枚上手だなと思えるところが多かった。端末の性能というよりも、アプリやOSの使いやすさに依存している部分に、とくにそれを感じていた次第。もちろん、アプリを選んで細かく設定をいじったりすれば、それなりに使い勝手は向上するのだろうけど、そこまでの使いこなしスキルはまだ身についていないもので。そこにいくとiPhoneは、とくに設定することなく「そこそこ使い易い」を実現していると思う。
F-12Cの評価に戻るが、最新でバリバリのAndroid機じゃなくて、普段使いの「使い易いAndroid機」が欲しいのなら、なかなかいい選択ではと思う。なかでも秀逸のできなのが、文字入力のところ。AtokをベースにしたFEPが入っているのはもちろんだけど、手書き入力がかなり使い易い。
その最大の理由が、いちいち手書きモードへ、というような切り替えがいらないこと。手書きと、キーボード入力をシームレスに切り替えて使えるのだ。これ言葉で説明するのは難しいけれど、ソフトキーボーで入力している途中で、そのキーボードの上でいきなり手書き入力してもOKなのだ。手書きの最中に、入れ難い文字だけキーボードでというのも、もちろん切り替えなしでできる。これは、かなり便利。手書きなんて使えないだろうという思いを、見事に裏切ってくれた。
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ということで、メイン機が完全にF-12Cになりつつある。iPhoneのほうは、もしかしたら解約してしまうかも。これを機に、iPad2の3G版に乗り換えるのもありかなと思い始めていたり。ただ、どうしても電子書籍のデモを行ったりもするので、iOS端末は手放せない状況もある。iPhone5が出たりすれば、それはそれで欲しくなるだろうしね。