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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

会社のサイズはお客様が決めるという信念

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おはようございます。

今朝は迷いがあり始発3番目の電車になってしまいました。

そのおかげでちょうど夜明けが駅への途上で観察できる時間に。写真を撮ってみましたが、色がそれほど赤くなりませんでした。天気が崩れるときは朝焼けがきれい、イコール、お天気のいい日は朝焼けが少ない、という図式でしょうか。今日は晴れるそうです。

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■売り上げが先か人が先か

おかげさまでCACHATTOへの引き合いがとても増えています。

新規のお客様から活発に受注していますし、人数追加や年次更新の嬉しい受注も連日複数件ずつ入っています。今年に入って発表したキャリアさんが販売してくれるモデルも受注が決まったとの報告がありました。

製品を自社で企画開発販売することは多いです。いわゆるメーカーですね。

ところが製品がちゃんと市場に受け入れてもらえ、活発に売れるまでに至るメーカーは少ないです。千三つと言ってもいいくらいなのではないでしょうか。そういった意味では、今の状況はメーカー冥利につきます。

ところが、沢山買っていただけるということは、しっかりとした販売・技術・サポート・継続開発の体制を整えるということでもあります。鶏が先か卵が先か。人はすぐには集まらないし育たない。人を増やしたからといって売上高が上がるものでもないです。バランスが難しいです。

経営としては、売上が先だと思います。

そこまで少人数でも頑張るしかないし、拡大期もタイト感をなくしてはいけないです。

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■さらに難しいストックビジネスの成立

CACHATTOの価格体系は、2003年当初よりストックビジネスとして設計してあります。

ストックビジネスは、いわゆるASPやSAASと言い換えてもいいです。年次や月次で、サービスを使う分、お金をいただくというスタイルです。この手のものは先行投資が必要で、採算が取れるまでの道のり長いです。ただ、採算が取れれば安定します。理屈上はいいことだらです。

実際にやってみると、「ストックなんてやめたら?」という誘惑も多いです。

目先のカスタマイズやシステム構築でお金をいただけるからです。人月ベースでお金をいただいてしまうと、それが本業になってしまう。なかなか単一製品の創り込みという量産効果が出づらくなります。必然的にストックの売上はなかなか伸びない。ストックを成立させるためには、かなりストイックな経営が求められます。

ストックビジネスが成立すればそれは大きな強みです。

売上高の拡大とともに、陣容をジワリジワリと強化させることができるからです。何よりも、お客様には、激変する環境の中でも品質が安定した、改良し続けるサービスが提供でき体制になることがありがたいです。

さらには、販売パートナーの各社でも、ストックを認識してくれ始めました。

CACHATTOの年次更新からくる売上高が、馬鹿にならないレベルになってきているのです。実際の数字としてストックが現れてくると、それはより、「ビジネスパートナー」としての位置づけを高めてくれます。

「一時的に売り抜けばいい」というものとは異なってくるわけです。

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■陣容の充実が今のチャレンジ

2年前に移った時にはあんなに広々していたオフィスもいつの間にか手狭です。

タイルカーペットはルンバたちのおかげできれいなままですが、増床するのか、次の引越し先を探すのか。その検討作業に入りました。不動産屋さんと歩きまわる日々がスタートします。

人のさらなる補充も急務です。

この先2週間で2名増加します。さらに足りないので求人広告も出しました。昨日公開された営業職の求人広告には、掲載初日で20件ほどの応募があったそうです。ちなみに、@typeさんで作成してもらったサイトは、出来がよかったです。
http://type.jp/job/detail.do?id=426115&pathway=5

サイトの出来がよかったら技術系の3職種についても依頼するとの約束をしていました。それなので、技術系の応募サイトも追って作成することにしました。そちらは3月18日に公開される予定です。

来週はインドに行く手配もしています。インドで優秀な新卒技術者を雇用できないか。そんなチャレンジもしていきます。e-Janメンバーは力強く増えていきます。

「会社のサイズはお客様が決める。」

昨年亡くなった先輩から教わった言葉。この信念を心に動いています。

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※20110309 09:06 成立さえる → 成立させる 修正しました。

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