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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

この人はなぜそこまでしてPCやらITガジェットをご両親に使わせたいのだろう

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おはようございます。

すっきりとした夜明け。8月もいよいよ最終日です。

昨日のブログ『iPad+3Gをプレゼント:70代両親5日目の報告』にTwitterで次のコメントをいただきました。

「この人はなぜそこまでしてPCやらITガジェットをご両親に使わせたいのだろう。 」
http://twitter.com/v416/status/22486999029

「むむむ、なぜだろう?」

改めて聞かれると明快な答えがありません。パソコンだけでなく、「らくらくホン」で家族割りに入れたり、ロボット掃除機のルンバも強要したし、それが悪いことなのであれば、両親にしてもたいした迷惑のはずです。

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■これいい、というものを人に伝えたい衝動

確かに両親に無理してITガジェットを使ってもらう必要はないです。

それでも、何かにかき立てられるように、いいものは使ってもらいたいという気持ちがするものです。お節介とでも言うのでしょうか。

例えば、仕事を始めた1980年代後半にも「パソコンがいい、電子メールがいい。仕事に使える!」となると、その環境を職場に普及させなければ気が済みませんでした。

あるいは「携帯電話で社内業務ができる。」となると、それを社会に普及させなければいけないと、会社まで立ち上げてしまいました。不思議なことに義務感すらあります。

ITを使うことによって得られる利便性とかつながっている幸福感とでもいうのでしょうか。それをなるべく多くの人に体験してもらいたい。そんなことに正義感を覚えているのでしょう。あるいはそれが自分ができる「貢献」なのだと思っているのかも知れません。

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■ITガジェットを横目で見る気持ち

両親の気持ちになってみましょう。例えば、パソコンやら携帯電話やらiPadで人々が何かやっているのを目撃したとします。

・人々が何かを喜々と使っている。
・それは情報交換に使われているのかも知れない。
・そこに自分も入っていきたい。
・どうやらそこにはITガジェットが使われている様子だ。
・身近に教えてくれる人がいるのであれば、是非とも教わりたい。

そのような気持ちがあるはずです。だからその希望になるべく応えてあげたいと思っています。それができるのが自分の役割なのであればなおさらです。

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■何でもいいから人の役に立ちたい

例えば、近道を発見したとします。それを人に教えます。すると、近道を使って便利になったと、喜んでくれたとします。そんな人の顔が見たい。そんな本能的な衝動ってありませんか?

実は、自分は人に物事を教えるのが下手です。環境を整えるところまでは、結構こまめにやるのですが、その後は「やってみればわかるでしょ」的な、変な突っぱね方をしてしまいます。反省はしているのですが、どうもその傾向は変わりません。

会社として、何か物事の便利な使い方を発見したとします。それを普及させるのです。それが自分たちの社会貢献だとも考えながらビジネスをさせてもらっています。そこには個人的な「苦手」は通用しません。だから組織体としてアプローチしています。

『「それいいじゃん」と言い続けてもらいたい。』

会社としての理念です。そしてそれは、自分の、このわけの分からない「何でもいいから社会の役に立ちたい」という衝動をベースにしているのかも知れません。

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文面にしてちょっとすっきりしました。@v416さん、疑問提起ありがとうございました!

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