2009年10大ニュース3位
【朝メール】20091224より__
===ほぼ毎朝エッセー===
□□2009年の10大ニュース(8) 3位
第10位 「9年ぶりの増資」
第9位 「ボーナス3回化」
第8位 「NTTドコモとのビジネスが始まる」
第7位 「相次ぐ競合撤退:アクセスシンプル、インテリシンク、SMG」
第6位 「組織変更」
第5位 「リリースプロジェクト化 w/ネクストアクション」
第4位 「e-Janついに新卒採用活動始める」
さて、第3位は??
「マーケティング活動開始」です。
遅まきながらいわゆるマーケティング活動に踏み出したのが2009年でしょう。代理店販売の商流を構築したりするあたりも一般的にはマーケティングですが、今年の動きは先々から振り返ると大きな一歩だったということになると思います。
大局的な見方をすると、(1)CACHATTOの販売活動をお客様に近い販社の人たちが、多数でやってもらえるようにプッシュ力を強くすることと、(2)お客様が導入したいという、プルの力を少しずつ強化することを、少しずつ積み上げています。
プッシュ力を強くするために、具体的には次のようなことを実施しました。まずは正確な情報が商流の担当者に伝える仕組みが必要です。そのために、教育認定コースを設置しました。そして詳細な情報は、販売パートナーが参照できるパートナーサイトに、最新のドキュメントや情報が配置しました。
どんがらだけではなく、その中身の正確性も大切です。マニュアルやリリースノートの整備を継続的に進めています。リリースのたびに、プロジェクト体制を構築し、細かい変更点や改良点などの詳細が社内にいきわたるようにするために、CACHATTO Lectureでの講義やドキュメントチェックの仕組みも始めました。
プル力を強くするために、具体的には次のようなことを実施しました。お客様にはデモ機を惜しみなく投入する体制にします。デモ機を導入することが、実際のエンドユーザーからの利便性への気づきを啓蒙することになるため、デモ実施後の成約率は50%程度になっています。CACHATTOコンサルタントたちが自発的に現場でデモ実施をするかどうか判断できるように、技術と権限委譲したことも正解でした。導入が容易であるのがCACHATTOの競合に無い優位点ですから。
また、既存顧客へのアンケートを実施して、その内容を「顧客満足度93%」と広告に出しました。アンケートに記載されていたコメントを元に、既存顧客のラウンドをしたことも、新機能の啓蒙とバージョンアップへのプル力を強化する結果になりました。お客様要望を元に開発する内容を決める、このスタンスを継続しています。そしてそれが結果的にはプル力を高めます。
プッシュとプル、これをバリューチェイン全体で実施する、いわゆるマーケティング、こういった視点になり、具体的に踏み出したということが今年の第3位でした!