トヨタがやべえ件。
プロジェクトの立ち上げや5冊目の本の追い込みが重なって、全くブログを書けていないが、最近はちょっとした考えをよくFacebookに書いている。(ツイートとブログの間くらいの分量を、息抜きとして書くのに向いているんですよね)
気が向いたら友達申請してくだされば、白川と面識なくてもたいてい承認します。
例外は絶世の美女です。絶世の美女からの友達申請はたいてい、おじさん向けの詐欺なので。白川が承認しなかったら自分の美貌を恨んでください。
さっきFacebookに書こうと思ったちょっとしたメモを、なんとなくこちらに投稿してみます。
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トヨタイムズにやべえ記事が公開されていたのを今更知った。
(2019の記事)
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/toyotatimes/26886749.html
株主総会と違い、労使交渉の中身が公開されたのは本邦初なのでは?
中身を読むと、経営はもちろん、労組の姿勢が素晴らしいことに驚愕する。
労使交渉って給料をあげさせることが第一の目的だろうが、単に「給与を上げろ」というだけなら、小遣いをねだる子供と同じだ。
トヨタの労組の発言は、そもそも、会社をともに作るという意識が土台にある。
・現場の実態を経営にフィードバック
・社員視線からはこう見えるよ
という方向が多い。
例えば「社員一人ひとりが成長すべきことは理解しているし、したいと思っているが、管理職との面談はこんな感じになっている。それって意図通り?」みたいなトーン。
結果として会社の施策に対するコンサルティング機能を果たしている様に見える。
企業内労組の鏡だ。
こうした労組の大人なスタンスは、これまできちんと業績Upを給与に反映させてきた信頼関係もあるのだろうし、「会社は俺たちが作る」的な自負もあるだろう。
そもそも、危機感の共有を含め、経営が労組にそういうスタンスを何十年も求め続けてきた結果でもあるに違いない。
僕らの会社に労組はないけれども、Principle2020(経営方針書)に「会社はマネジメントだけでなく、作りたい人が作る」という項目があるので、とても共感する。
平成の30年を通じて、企業内労組は弱体し続けてきた。それは組織率だけでなく、ここに書いたような姿勢とか矜持とかの面でも。すべての企業内労組はこれを見たほうがいいのでは。