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RIMのCEO交代による今後の戦略

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RIMのCEOが交代しました。

RIMの最近の2011.9~11の決算は、"RIM決算、前期に続く減収減益 次世代BlackBerryの投入は2012年下半期に"と厳しい結果でしたが、赤字に転落したわけではありませんでした。

ただし、3Q'11の"スマートフォンOSのシェア"は、以下の様にRIMの市場シェアは減り続けていますが。

スマートフォン市場は拡大し続けていますが、RIMの将来は決して明るくはありません。逆にスマートフォンOSの寡占化によって苦しい立場に追い込まれる可能性があります。

売却やソフトウェアライセンシング等の噂(AmazonやSamsung)もありましたが、今のところ断っているようでした。

このような状況下でCEOの交代がありました。ボードメンバーから圧力だと思われますが、現CEOの舵取りではRIMを維持できないと思われたのでしょう。ここで大きくRIMの戦略が変わると思います。それこそNokiaの様に。

そこで勝手にRIMが取ると思われる選択を考えてみました。取りうる選択肢は4つあると思います。

1つ目は、独自路線を貫くです。ただし、CEOを交代させたこととBlackBerry 10の開発の遅れていることを考えるとこの悠長な選択肢を選ぶとは思えません。

2つ目は、会社全体もしくは保持している資産の一部を売却です。モバイル市場に進出したいAmazonあたりに売却すると競争が激化しそうで面白そうなのですが、相手がいることなのでどうなるか分かりません。ただ、CEOが変わったためここまで大きく戦略を変えるのことも可能です。

3つ目は、Microsoftと手を結ぶことです。現在Windows Phone陣営はNokiaが有力ですが、他はあまり力を入れていません。もし、RIMがこの陣営に入ってくればMicrosoftはNokia並の援助を行うのではないかと思われます。将来的にWindows Phoneが成功するかどうか分かりませんがBlackBerryに賭けるよりもリスクは低いと思いますし、建て直しのための時間稼ぎはできます。

4つ目は、Android採用です。AndroidはカスタマイズOKのためBlackBerryライクな
下部にハードウェアキーボード搭載した製品も出ています。これはRIMの忠誠心が高いユーザでも移行してくれるのではないかと思います。ただし、Androidメーカは多くいるためレッドオーシャンに飛び込む勇気が必要になりますが。

2011年は多くのスマートフォンメーカが方針を変えました。NokiaがWindows Phoneを採用し、HPがwebOSを撤退し、Motorola MobilityがGoogleに買収されました。スマートフォンOSのシェアを見ているこのようなことは当然起きてしかるべきです。

スマートフォン市場が活性化しましたが、多くの老舗のメーカは2011年に大きく方針転換したことを考えるとRIMの行動は少し遅い気がします。

Comment(1)

コメント

TETSU

RIMは使ったことないし詳しくないけど、確かに戦略を間違えた感じがします。
iOSやAndroidと直接比較すること自体が間違いのもとのような気がするんですよね。
確かにスマートフォンを売ってはいたけど、スマートフォン自体がRIMというわけではなく、サーバーを含んだネットワーク(
今ならクラウド?)がRIMの強みだと思うのです。
端末を含めたクローズドなネットワーク構成が(日本だと普通過ぎて気にならないけど)キャリアメールのような使い勝手が出来たのが強みだったのかと(だから日本では売れなかったた?当たり前の機能だし)
かといって端末作るのを直ぐにやめられるのか、専用の端末以外でも強みを発揮出来る仕組みが可能なのか、そこら辺が気になりますね。

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