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HPの超低消費電力ARMサーバ計画(Redstone)の可能性

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"HP、超低消費電力ARMサーバ普及計画 Moonshot を発表。Redstoneプラットフォーム 公開"で噂になっていたARMサーバの記事です。2010年からARM系をサーバにしようという話はちらほらとあったので、ようやく離陸するかな?と思ったりする記事です。

Redstoneの中に使われるCPUのEnergyCore ECX-1000 Seriesを読むと面白い内容になっています。

CPUがサーバ向けにシフトしているためか、ECC対応(必須だよね)、DDR3L対応(これもそろそろ必須な気がする)、SATAのバスも持っています。ECX-1000はスマートフォン・メディアタブレットのCPUの不要な部分をばっさり切ったシンプルな構成になっています。

また、ECX-1000を搭載したEnergyCard Reference Designsを見ると非常に小さいにも関わらずSATAも付いています。メモリ領域(4GB)が少ない感じがしますが、Cortex-A15世代(40bit)になれば解決するでしょう。用途によっては十分でしょうから、面白い活用ができそうな気がします(ストレージをSSDの小型のものを使い埋め込みにすれば、もっと体積あたり小さくできそうな気がします)。

省電力サーバが立ち上がれば、ARM系チップメーカは行動が違ってくると思います。勢いがあるスマートフォン・メディアタブレットのCPUを製造しても、参加者が増えれば早晩レッドオーシャン化するでしょう。

この状況でも生き抜くには、省電力サーバにも進出するのは悪い手ではないと思います。NVIDIAは既にその動きがあるように見えますしね。

ただし、記事の結びにAtomサーバの可能性ありとあります。IntelのAtomをサーバとしても活用している製品はありますが、IntelはARM対抗としてARMのサーバー進出に対抗する"“Silvermont”世代のサーバー向けAtomコア"の話もあるようですし、AMDのLlanoもサーバとして活用を模索しているようです。Llanoの場合はGPU部分を安価に活用するサーバがメインですが。

この省電力サーバの需要は増えていくと思うので、このカテゴリの競争もかなり主しくなってくると思います。

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