Linuxディストリビューションの人気
Ubuntu 10.10を使ってみてUbuntuはよくできていると関心したのですが、他のLinuxディストリビューションはどうなのか気になりました。私は仕事柄AsianuxやRed Hatを使っているため(サーバとして)、Linuxに関しては抵抗はありません(CUIも気にならない)。
Linuxディストリビューションは、結構ありますね。これらをGoogle Insights for Searchで最も人気のある5つのディストリビューションは以下になります(主要なものを検索して最も多かったものをお抽出)。
Ubuntuの一人勝ちです。Ubuntuは6ヶ月毎にリリースしますが、わかりやすいことに検索結果もリリース時期に増えています。ついでにRed HatとKNOPPIXは同じ程度でしたが、5個しか検索結果を表示できないためKNOPPIXを採用しました。
検索結果がそのままシェアにつながらないかも知れませんが、検索される=ダウンロードされることにつながるため、シェアにそのまま直結するのではないかと思われます。
これほどワンサイドのUbuntuですが、「Ubuntu 10.10をVMware Playerで動かしてみた」と「Ubuntu Unityを試してみた」を掲載してもLinuxのシェアは10%に到達しません。iPad関係のエントリを掲載するとMacのシェアが20%近く行くことを考えるとLinuxに興味がある人はまだまだ低そうです。
例えば、Google Insights for SearchでOSの検索を行うと以下の様になります。
MacはOSじゃないだろうと言う突っ込みはありますが、"Mac OS X"だとほとんど検索されませんし、iPhoneじゃなく、iOSだろうと思いますがそちらも検索はほとんどされていません。
Linuxの凋落は激しく、Ubuntuに抜かれそうです(上の図では抜かれていませんが、Google Insights for Searchの将来の予測では追い越しています)。確かに実際に表に出てくる名称としてはLinuxよりもUbuntuの方が良いのかも知れません。
ついでに現時点(2010/10)ではChrome OSはUbuntuから比べると非常に少ない検索数となっていますが実際の製品が出てからOSの地盤が揺るぐほど変わるでしょうか。