Ubuntu 10.04をThinkPad X201sにインストールしてみた
Ubuntuは、wubiでWindowsから環境を壊さずにインストールできるというのでThinkPad X201sにインストールしてみました。UbuntuインストールディスクをUSB光学ドライブを入れるとインストール開始されます。
wubiを起動させるとインストールオプションを聞いてきます。
Windows内にインストールを選択して進むとインストール先やサイズなどを聞いてくるので、とりあえずCドライブに17HB(80GBのSSDなのでちょっと心もとないが...)を確保してインストールします。
ここでは、Windows 7と共存できるようにしてすれば問題なくいけます。パーテーションの切りなおしなどはやってくれます。後は、そのままハイハイ答えてインストールを完了させます。
リブートするとOS選択画面(Windows or Ubuntu)になり、Ubuntuを選択可能になります。実は、そこでUbuntuを選択しても、次にGRUBのブート選択画面になるので、Ubuntuの場合は二度選択しなくてはならないのですが。ここはうまく回避するインストール方法があるのかも知れませんが、わかりませんでした。あまり実害がないのでそのまま放置しています。
とりあえず問題なくUbuntu 10.04が起動します。
Ubuntu 10.04はiPodを認識するはずなので(VMware上のUbuntuは認識してもアクセスできなかった)、iPadを接続すると認識しました。
RhythmboxからiPad上の音楽を再生できました。ただし、スピーカーが認識できずイヤホンをつけないと聞けませんでしたが。また、デバイス(ストレージ?)とも認識できたので、中身を見ることもできます。
Ubuntuのメモリの使用量はOS起動後は、200MB程度です。
HDDの使用量もデフォルトで3GB程度です。また、Windwos 7側のディスクも見れます。
wubiを使えばインストールは最初にところさえ気をつければWindwosのパーテーションは消すことはありません。手順的も簡単です。私にとって数少ないWindowsを選択している理由の一つであるiPod touch/iPadも認識してくれるので、Windowsを選択する理由が一つ減りました。
ただし、WiMAXが認識してくれませんでした。3GなしiPadも買ったことだらWi-Fiルーターを買うのが総合的に一番メリットがありそうな気がしてきました。ThinkPad X201s、HT-03A、iPod touch/iPadとWi-Fiガジェットいっぱいです。
wubiのインストールは今回初めて行ったのですが、Windows 7が入っている環境を壊さずThinkPad X201sに非常に簡単にUbuntu 10.04をインストールできました。また、iPadも認識してくれたので、私にとってメディア系の問題もなくなりました。
また、Chrome 5.0でLinux版も正式版出たため、ブラウザ面でも決してWindowsに劣っているわけではありません。
外でのネットワーク関係さえクリアすれば私にとってUbuntuへの移行の障害はもうなさそうです(すぐにUbuntuへシフトするわけではないですが)。
【Ubuntu関係】
・Ubuntu 10.04 Netbook EditionをVMware Playerで動かしてみた
・Google 日本語入力(一部)をオープンソース化したMozcをインストールしてみた
・Ubuntu 10.04をVMware Playerで動かしてみた