Ubuntu 10.10をVMware Playerで動かしてみた
Ubuntu 10.10が2010年10月10日に公開されたので前回同様VMWare Playerにインストールしてみました。
インストールは非常に簡単でした。VMWare Playerは10.04時と違って完全に自動的にインストールしてくれます。Ubunut 10.10でインストールが楽に(ファイルコピー中に、アカウントなどを登録する)なりましたが、VMWare Playerはそのあたりすら気になりません。
WindowsとLinuxの両用ベンチマークを知らないので、Chrome 6.0.472.63でJavascritpベンチを走らせてみました。
OS | SunSpider (ms) |
V8 Bench Mark Suite (score) |
Peace keeper (point) |
Task Speed (ms) |
Kraken (ms) |
Windows 7 64bit | 251 | 4,712 | 9,730 | 1,643 | 15,211 |
Ubuntu 10.10. 64bit (VMWare Player) |
266 | 4,116 | 9,719 | 2,257 | 16,560 |
VMWare Player上のUbunut 10.10が悪い数字になっていますが、仮想化上で動いていますので仕方がないのかも知れませんが、それでも許容される範囲でしょう。
Linux/Windowsの両方で動くメジャーなブラウザは、Firefox(4 beta)、Chrome、Operaです。その両方のインタフェース(左上)を比べると以下の様になっています。
・Windows 7
・Ubuntu 10.10
Chromeは、Ubuntuのアイコンが左上に移動したため、その箇所のみ差があります。OperaとFirefox(4 beta)は最新版で大幅にメニューを変えましたが、Ubuntuで見るかぎりは若干残念です(FirefoxはBeta版なのでもしかすると...)。
メニューを小さくするのが主流であることを考えるとLinux側の変更も必要な気がします。Netbook向けのUnityでインタフェイスを変えていることを考えると、特に感じます。
Ubuntuの進化は他のディストリビューションから比べればずっと良い感じに進んでいますが、メディアタブレットへの対応はどうするのでしょうか。マルチタッチ・ジェスチャースタックのuTouchは今回盛り込まれませんでした。Ubuntuは、uTouch導入後にどのように展開するのでしょうか。dynabook AZにUbuntuがインストールできたようなので、ARM系のメディアタブレットへの展開を期待しています。
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