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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

Googleの検索アルゴリズムをブログのアクセス数アップに活かす方法(前編)

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「facebook就活」の記事が突然、ブレイクした理由

2012年6月1日。私のブロガー人生で最も驚いた事がありました。それは 2012年2月22日(4ヶ月前)に書いたfacebook就活の記事がいきなり大ブレークしたからです。過去に書いた記事がたった一日で3000アクセス超え。記事を公開した当時は月1500ページビュー超でした。数カ月後に突然ブレイクしたのは何故か?

「facebook就活」で検索した所、Yahooニュースでfacebook就活が取り上げられていたことが判明しました。その結果、オルタナブロガーの小俣剛貴さんのFacebook就活はおすすめできない(できなくなってきた)」が沢山読まれたようです。

そして小俣さんの「関連記事&ブログエントリー」に私の「学生の皆さん、Facebook就活を一回は経験すると将来にプラスですよ、言いたくなった出来事とは」の記事が表示。私のところにも読者が流入してきたようです。

突然、アクセス数が増えた時に起きた事

そして一ヶ月後にも驚くことが起こりました。過去に書いた「不登校の記事」、漫画「ガラスの仮面」関連記事が急に主要人物名の検索結果で上位に来るようになったのです。現時点での検索結果の順位は以下のとおりです。

  • 「不登校 親」5位
  • 「Visuit(ビスケット)」8位 ←ビジュアルプログラミング言語

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  • 「速水英介」 2位
  • 「速水真澄」 4位
  • 「北島マヤ」 4位
  • 「姫川亜弓」 7位
  • 「水城冴子」 8位・10位
  • 「水木冴子」 5・6・7位 ←私が入力ミスしていた事がわかりました......。
  • 「ガラスの仮面 最終回」 3位
  • 「ガラスの仮面 未刊行」 2位
  • 「ガラスの仮面 実写」 3位

Googleパンダ・アップデートの影響か

2012年7月に「ガラスの仮面」関連記事の検索順位が上昇したのはGoogleのアルゴリズム変更によるものではないかと考えています。その根拠・データは守秘義務で掲載できませんが、記事のアクセス数が急増しました。

検索エンジンから過去のアーカイブに訪れる読者は全体のページビューの30%くらいです。かなり高い割合ではないでしょうか。

不登校の記事は支援員をしている荒尾俊樹さんにインタビューした記事です。「不登校」で検索した場合はトップ100位に入りませんが、「不登校 親」で検索してくださる方が多いため、荒尾さんの記事が長期間、検索経由で読み続けられているようです。

ビッグワードでも順位が上昇

一方、「ガラスの仮面」で検索した場合は13位に私の記事が登場しました。半年前は50位〜100位くらいにいた記事たちがじわじわ上昇しています。一年以上「ガラスの仮面」関連でITmediaに記事を書き続けた結果、ビッグワードでも表示順位がだんだん上がってきたようです。

不登校の記事は現時点で2本のみ公開。荒尾さんへのインタビューの続きが適宜ITmediaに公開されていくと、「不登校」のようなビックワードでも検索順位が上がる可能性があるかもしれません。

漫画『ガラスの仮面』の脇役・水城冴子の記事は誤字があったためか5件がトップ10にランクイン。苗字を正しい漢字に修正した場合(水木→水城)検索結果がどのように変化するのか興味深いです。

論考系記事の長所

考察系の記事は「検索エンジン経由」で長く読んでいただくメリットがあります。オルタナブログには記事が長めの「論考系ブロガー」も多くいらっしゃいます。論考系は内容が濃い。そのため移動中はブックマークしておき、夜、帰宅してからPCで読むと知的な時間をゆったり味わえます。

沢山、はてなブックマークをされた場合「はてブトルネード」を呼び、ITmediaの読者以外の層も記事を読みにいらっしゃいます。「移動中だと読み切れないからブックマークしてあとで読もう」と思っていただけると、「はてブトルネード」の連鎖で短期間のうちにアクセス数が集まります。

しかも、はてなブックマーク数が1000以上の記事はオルタナティブブログの左サイドバーに長期間表示されます。その結果、さらに長期間、読者に愛される記事になりえます。

まとめ:短めの記事を書いて時事ネタを盛り込むと記事公開時に大きくヒットしやすい。長期間、じわじわ読んでいただける論考系記事もブログのアクセス数を支えてくれる味方です。

私が例に出した「不登校」「ガラスの仮面」関連記事は主に主婦層が読んでくださっているのではないかと考えています。頂いたツイートやコメントから察するに家事が終わって寝る前に自宅のパソコンで読んでくださっている方が多いのかもしれません。お忙しい中、読んでくださってありがとうございます。

関連記事へ誘導する

そして関連記事を記事の最後に書くことはブログのアクセス数・底上げに役立ちました。量が多すぎると逆効果なのですが、次の記事への誘導リンクを貼るようにしたらブログの直帰率・離脱率が10くらいずつ下がりました。今までは目的の記事だけ読んでいた方が他の記事も読んでくださるようになったようです。

その結果、関連記事がない分野の記事はブログの直帰率・離脱率が高いままでした。そこで「はてなブックマーク人気エントリー」ブックレットをブログ記事の最後に表示させました。

人気エントリーを表示させた結果、関連記事がない分野の記事も直帰率・離脱率が下がりました。「人気があるみたいだから読んでみよう」と感じた読者がいらっしゃったようです。

【追記】 2023.9.27 22:15

この記事を投稿した当時は関連記事の表示が有効だったのですが、2023年時点でのアルゴリズムでは複数の記事にはてなブックマークの人気エントリーや関連記事一覧を表示すると内容が重複していると判断されて検索結果が下落するようです。アルゴリズムが常に変化しているので、その都度、判断をしないといけないようです。恐れ入ります。

>>「Googleの検索アルゴリズムをブログのアクセス数アップに活かす方法(後編)」に続く


編集履歴:2014.1.11 16:32 Googleの検索アルゴリズムをブログのアクセス数アップに活かす方法・私考冒頭の「「facebook就活」の記事が突然、ブレイクした理由」「突然、アクセス数が増えた時に起きた事」を別記事「「facebook就活」の記事が突然、ブレイクした理由」として独立させました。Googleの検索アルゴリズムをブログのアクセス数アップに活かす方法・私考」中間部分のGoogleパンダ・アップデートの影響かの部分を別記事「Googleパンダ・アップデートの影響か」として独立させました。同日16:38 見出し「ビッグワードでも順位が上昇」を追加しました。2015.1.03 23:45 独立させた記事を元に戻しました。論考系記事の長所の冒頭から「一方、」を削除しました。2023.9.27 22:09 題名から「・私考」を削除しました。本文から「参考:Facebook就活はおすすめできない(できなくなってきた):Office WADE」「※月影先生や桜小路優のことは記事で検証していません。そのため検索結果では私の記事は見つかりませんでした。」を削除しました。

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