店長の繁忙期直前「スタッフ育成」8日目
店長(マネージャー、リーダー)など責任者として活躍されている方に向け、スタッフの定着率の改善、お客様の満足度向上、その結果として利益アップにつなげていくための「2週間でスタッフ育成力向上」をテーマにお伝えしております。
「スタッフのできているところ」、そして「お客様と接する機会のないスタッフに、お客様の声」を伝える、「空調確認」、「メニュー、ポップ、ポスターなどのメンテナンス」、「会計場所や外観の確認」など、やってみると、すっきりした感じや場が明るくなった印象はありませんか?
すっきり感&場が明るい印象をもたれている方は、はかなりいい取り組み状態と言えそうです。その感じをぜひ大事になさってください。
(今日はじめてこのブログを見る方は「店長(マネージャー、リーダー)の繁忙期直前「スタッフ育成」」からご覧ください)
それでは今日のテーマです。「"お忘れもの防止"について話し合う」です。
冬場になると増えるのが「防寒具」のお忘れ物。手袋、帽子、マフラーなど、日に日に荷物が増えます。そんな時に多いのが、うっかりと忘れてしまうこと。それらを忘れたりなくしたりすると、ものすごくガッカリします。さらにそれがプレゼントされたもので、見つからなかったときのショックといったら・・・。
反対に、忘れたとしても、会計をしている間に誰かが気づき「お忘れではないですか」と声をかけてもらたら、どれだけありがたいことか。
ということで、「"お忘れもの防止"」について話し合ってみてはいかがでしょうか?
話し合いのテーマは、
・今までに「忘れもので困った経験」がないかを共有する
・忘れやすいものを共有する(スマートフォンとその周辺機器、お財布、パスケース、手袋、帽子、マフラー、ヘアアクセサリー、お子さんの靴やおもちゃ、お買い物後の商品など)
・"お忘れもの防止"のアイデアを出し合う
・雨や雪がやんだ時に、傘のお忘れ物がないようにするアイデアを出し合う
などです。
この話し合いは、対策を講じる必要はありません。「こうするといいかもね」という、それぞれの経験やアイデアを共有できればそれで十分です。「対策を講じよう」とすると、ルールづくりというイメージが強くなるため、意見が言いづらくなります。それぞれが自由に意見を言える雰囲気を大事になさってください。
私の経験ですが、以前、居酒屋さんで飲んで駅に向かって歩いていると、「お客さ~ん」と声をかけていただいたことがありました。
店員さんの手には、私が持っているはずの「小さな紙袋」。
飲んで、集中力がなくなっていた私は、その紙袋を机の棚に入れたまま忘れていたのでした。
それを、店員さんがすぐに見つけて走ってもってきてくださった時には、本当にありがたく思いました。
そして、申し訳なさも倍増。
以来、「机の棚に忘れ物がないかの確認」は、研修などで参加された方が忘れ物をされていないか確認する場合も意識しています。
というような、一人ひとりの経験を元に「こうするといいかもね」といったアイデアの共有、試してみてください。
なお、今日、初めて本ブログをご覧になった方は、「店長(マネージャー、リーダー)の繁忙期直前「スタッフ育成」」を確認ください。そして、「スタッフのできているところ」探しからスタートしてください。
本ブログを活用し、一人でも多くの方によい効果を実感いただければ嬉しいです。
日々の取り組みが、お一人おひとりにとって喜ばしいものになりますよう。
なお、本ブログはコメントをいただける設定になっておりますので、「取り組み方がわからない」、「うまくいかない」などのご質問やご相談(公開・非公開のご希望も書いてください)も承ります。あるいは、「宣言!」や「感想」などのメッセージも大歓迎です。よろしければ活用ください。
~夢を創り、夢を育む~出あいに、感謝
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