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Googleのネットブック向けOS「Chrome OS」の利用を考える①

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米Googleが7日7日、ネットブック向けOS「Chrome OS」を2010年度後半に発売をする予定であるということを明らかにしました(関連記事)。

「Chorome OS」はオープンソースで、わずか数秒で起動しWebにアクセスすることができ、シンプルでセキュアな設計となっているようです。「Chrome OS」はAndroidとは別のプロジェクトとして位置づけ、ネットブックからデスクトップのOSまでが対象としています。

OS市場においてはWindowsが高いシェアを誇っており、なかなかその牙城を崩すことは用意ではありません。「Chrome OS」の勝算は果たしてあるのでしょうか?おそらく、企業での利用については、普及していくのはかなり難しいのではないかと思われます。

では、どのような市場が利用シーンとして考えられるのか何回かに分けて考えていきたいと思います。

まず、教育分野が有望ではないかと考えています。現在、教育分野では「スクール・ニューディール構想」の展開が始まろうとしており、学校に電子黒板の導入や児童向けのパソコンの導入が強化されます。

「Chrome OS」の発売時期がまだ1年以上かかるというのは、教育分野での導入時期を見た場合、ややタイミング的に遅いという感じはしますが、「Chrome OS」を搭載したネットブックは子どもたちにとっては、非常に使いやすい端末になるのではないかと考えています。

授業の開始時に教科書を開けるように「Chrome OS」搭載のネットブックを起動し、電子黒板と連動しながら授業を受けるということができる可能性があります。「Chrome OS」搭載ネットブックの中には、キーボードを搭載しないタッチパネル型の端末が登場すれば、子どもたちは文字を書くという行為をしながら、授業の中で電子黒板で各々共有しつつ、データとしてアーカイブすることができるかもしれません。子どもたちの勉強履歴の一部が蓄積されるというメリットは大きいのではないかと思われます。

「Chrome OS」はオープンソースであり、ネットブック側もそれほど高いスペックが要求されないため、かなり安価な価格で市場に投入されることになるでしょう。子どもたちの学習意欲と学習能力の向上において、ネットブックやツールとして役立つのではないかと、その可能性を感じているところです。

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