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仕事用のノートパソコンは、エプソンダイレクトのEndevor NT350をずっと使ってきました。5年目になって、Pentium M 1.73GHz、メモリ768MB、HDD 60GB、Windows XPのスペックでは何かと限界を感じるようになり、液晶に色ムラが出始めたこともあって、買い換えることにしました。

何を買ったかは次回に書くとして、今回は候補に挙がりながら選ばれなかった機種について書いてみたいと思います。同じような条件でパソコンをお探しの方の参考になれば幸いです。

機種選定の要件は以下の通りです。

  • CPUは最低でもCore i3、できればCore i5であること
  • メモリは4GB以上
  • 液晶サイズは13.3インチ以上。12.1インチ以下は字が小さすぎるため不可。
  • 毎日持って歩ける重さであること。NT350は1.7Kg(電源アダプタ含まず)
  • 自分が経営する会社の経費で買うので、なるべく安い方がいい。

13インチ前後のノートパソコンは意外に選択肢が少なく、以下のような機種が候補に挙がりました。

・Lenovo ThinkPad X201

仕事用モバイルノートの定番です。今どきのThinkPadは、IBM時代に比べると充分に買いやすい価格になりました。現在では珍しい16:10の縦方向が長い液晶とトラックポイントが特徴です。

落選理由:

昨年末頃から16:9液晶の新機種X202が出るという噂があったため、今回は見送りました。HDMIポートがないことも私にとっては減点理由です。また、以前はトラックポイント信者だった私ですが、タッチパッドのパソコンにすっかり慣れてしまい、逆にトラックポイントが邪魔に感じられるようになったこともあります。

参考:最新の噂によると、X202は16:10液晶のままで発表されるそうです。HDMIポートではなくDisplay Portが追加されるようです。

・Lenovo ThinkPad T410s

16:10の14インチ液晶で、X201より大きな画面が見やすそうです。

落選理由:

画面が大きいことはプラス評価でしたが、その分重くなっているのが気になりました。ディスクドライブが標準的な2.5インチではなく1.8インチだったことも決めきれない理由でした。店頭で実物を見ることができたら、印象が変わっていたかもしれません。他の理由は、X201と同じです。

参考:

先日、海外の展示会で次期モデルT420(?)のプロトタイプが発表されました。こちらは2.5インチディスク採用のようです。

・Let's note F9

ThinkPadと並んで、お仕事パソコンの定番です。14.1インチのF9シリーズが選択肢となります。銀色ボディー+白キーボードの組み合わせに見飽きた感があるのと、スペックに比べて割高な印象が理由でボツになりました。勤め先の経費で値段を気にせずに買ってもらえるなら、いいパソコンだと思います。

・dynabook R730

東芝が汎用的な部品を使って軽量に仕上げたモデルです。大きさや重さは良い感じでした。液晶は、上位モデルで使われている軽量薄型LED液晶と普通のLED液晶の2種類あります。軽量薄型LED液晶は、上下方向の視野角が狭く感じられました。メモ帳を画面いっぱいに表示した時に、少しでも斜めから見るとグレーがかって見えました。同じノングレア液晶でもTinkPadで視野角が気になったことはないので、このモデルの固有の問題かと思います。気になる方は店頭で確認した方がいいかもしれません。

普通のLED液晶のモデルは、最後まで候補に残りました。最終的にキーボードがどうしても受け入れがたく、不採用になりました。R730のキーボードは表面がツルツルのプラスチック感あふれるタッチで、しかも上下方法が狭く横長になっています。タッチパッドの広さを優先した結果でしょうか。次期モデルで改善されることを期待です。

他にもソニーのVAIO Sシリーズ、DellのLatitude E4310やVostro 3300、HPのProBook 4320s/CTが候補になりました。一時期は家電量販店をいくつも回って、売り場を行ったり来たりうろうろしていました。

というわけで、何を買ったかは、次回に。

テクネコ

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加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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