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NetCommonsはCMS(コンテンツ管理システム)と呼ばれる分野のソフトウェアです。ウェブサイトを手軽に作成して管理することができます。弊社のサイトもNetCommonsを使っています。

NetCommonsがホームページ作成ソフトと大きく違う点が、「モジュール」の存在です。

ホームページ作成ソフトでは、HTML文を自分で書いてページを作ります。ページデザインの自由度が高い反面、すべてを自分で管理しなければいけません。HTML文を少し間違えただけで、ページ全体のレイアウトが崩れることがあります。

NetCommonsは「モジュール」と呼ばれる部品を各ページに並べていくことで、ページをデザインします。いろいろな用途に合わせて、約30種類のモジュールが標準で用意されています。カレンダーやアンケート等、一般の人はホームページ作成ソフトで作れない高機能・多機能のモジュールがあります。

NetCommonsバージョン2がリリースされて2年が過ぎました。この間にNetCommonsの利用環境や技術情報が充実してきました。NetCommonsを利用しようとした時に最初の壁であったインストールの難しさは、インターネットで公開されているインストールマニュアルを参照したり、NPO法人コモンズネットが認定しているNetCommons Ready認定済みのレンタルサーバーやSaaSを利用したりすることで、解決されつつあります。より多くの方が手軽にNetCommonsを使い始めることができる環境が整ってきました。

NetCommonsの普及が本格的になってくるにつれて、少々困ったことが出てきました。モジュールを並べてウェブサイトを作れるのは便利なのですが、標準で用意されている色や形が20種類程度しかないため、どうしてもサイトのデザインが似てしまうのです。わかる人がみれば、すぐわかります。

世界的に使われているブログシステムのWordPressやMovable Typeでは、数千種類を超えるオシャレなデザインテンプレートが利用できます。NetCommonsで作るサイトが「NetCommons臭い」とか「お揃い」になってしまうのを残念に思っていたところ、このたび書籍「私にもできちゃった!NetCommons実践デザインカスタマイズ」が出版されました。NetCommons公式ガイドブックの第2弾です。この8月のユーザカンファレンスに合わせて出版されました。著者はNetCommonsのデザインカスタマイズで実績がある橋本さんと藤原さんです。

NetCommonsのデザインを自分好みにカスタマイズしたい人にオススメです。特に第2部は一般的なホームページ作成ソフトで作成されたサイトを、デザインはそのままにNetCommonsに移植する実践的な内容になっています。

デザインカスタマイズを駆使したサイトは、NetCommonsには見えないです。「NetCommonsはやればデキル子」であることが証明されました。個性的なNetCommonsのウェブサイトを作りたい方は、この本を読んでカスタマイズに挑戦するとよいでしょう。

テクネコ

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加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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