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VAIO type Pは、発売された時から気になっていました。ところが、1月は何かと仕事が忙しくて、実機を見ることができずにいました。数日前にようやく時間が空いて、有楽町のビックカメラで実機に触れることができました。注目度の高い機種だけあって、専用のコーナーとネットブックのコーナーの両方に展示されていました。

う~ん、地味かも。

第一印象は、ボディーの色が地味だと感じました。カタログや広告の印象より地味です。白は白で間違いないとして、グリーンはグレーに近い感じです。レッドも落ち着いた色です。個人的にはウィルコム03のようなきっぱりした色味が好きなので、やや残念です。

う~ん、薄い、軽い。

本体の厚さは、他社のネットブックと比べ明らかに薄いです。底面の処理も手抜きなくきれいです。薄いからと言ってキーボードが打ちにくいわけでもなく、全体的によく作り込まれています。

う~ん、字が小さい。

電源を入れて画面を見た第一印象は、「字が小さすぎで読むのがツライ」でした。8型ワイドに1600x768の解像度です。このサイズにこれだけの解像度を詰め込んだ技術はスゴイと思います。カタログにあるように、複数のウインドウを左右に並べることもできるでしょう。

ただ、解像度が高い分、標準では字が小さくなっています。白っぽいWindowsテーマのせいもあって、まぶしくて見にくい印象を受けました。40代の後半になって老眼の傾向が出てきた私としては、ちょっと厳しい感じです。

私はノートパソコンの液晶は、Let's noteなどで標準的な4:3でXGA(1024x768)なら12.1型がちょうどいいと感じます。同じLet's noteでも、10.4型になるとメインで使うのは無理です。

VAIO type Pでもフォントを大きくすることで解決できる部分はありますが、そうすると今度は画面の上下が狭いことが気になります。もともとが横長のデザインですから、しかたありません。

かなり買う気で行ったのですが、私には向かない機種というわけで、急に冷めてしまいました。

時間が余ったので、ついでにネットブックを一通り触ってみました。

今のネットブックは、ATOM N270+10.2型ワイド液晶+160GBハードディスクあたりが、標準的な仕様です。VAIO type Pを見た後だと、10.2型ワイドで1024x600の解像度は見やすいと感じました。

オンキヨーのSOTEC C102レノボのIdeaPad S10もいい感じでしたが、特に気になったのは、HP Mini 1000でした。キーボードが打ちやすいところが気に入りました。

HP Mini 1000の特長は、MacBook Airでも使われているリチウムポリマーバッテリーです。一般的なリチウムイオンバッテリーと比べて、シート状など希望の形状にしやすく、寿命は一般リチウム・イオンの約2倍と言われています。OSはWindows XP Home Editionで、VAIO type PのWindows Vistaより軽そうです。

しばらくHP Mini 1000をあれこれ触っていたのですが、結局、色が不満でその場では買いませんでした。HP Mini 1000はZEN-design“uzu”を採用とのことで、黒のボディーに円がたくさん描かれています。これがどうにも好きになれませんでした。いっそのこと、黒一色でもよかったのではと思いました。

一度自宅に戻ってHPのWebサイトを見ていたら、HP Mini 1000にVivienne Tam Editionが出ることを知りました。ファッションブランド「Vivienne Tam(ヴィヴィアン・タム)」とのコラボレーションなのだそうです。標準の黒とは正反対の派手なピンク(?)に、花柄の大胆なデザインです。

オッサンが仕事で使うには無理、むり、ムリ、という派手さです。でも、私のようなコンサルタント商売は目立ってナンボですし、あえて話題(笑い?)を取りに行くのもアリかもしれません。

ヴィヴィアンに会いに行こう

VAIO type Pに比べると、ヴィヴィアンはぽっちゃり目(重さ、厚さ)ですが、庶民的でお付き合いしやすく(約半分の価格)、よいパートナー(実用的なツール)になりそうです。

Vivienne Tam Editionは、2月2日よりHPのWebサイトで販売開始されます。一部の大手量販店では、2月6日より実機を見られるようです。2月になったら、店頭でピンクの色味と花柄を見てみたいと楽しみにしています。

テクネコ

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加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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