« 2008年10月3日

2008年10月9日の投稿

2008年10月11日 »

経営者やコンサルタントの仕事は、「考えること」が大きな割合を占めています。毎日の仕事の中でどうやって考えればいいかを、真面目に考えたことはあるでしょうか。

加藤昌治著の「考具」は、考えるための道具、すなわち考具という意味です。漠然とした情報が頭に入ってくる考具、アイデアが拡がる考具、アイデアを企画に収束させる考具など、全部で21の考具を紹介しています。

そもそもアイデアとは何でしょうか。著者が一番気に入っていて、仕事の実践上"使える"と思う定義は、

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

   『アイデアのつくり方』(ジェームス・ウェブ・ヤング著)より引用

です。

この定義に従うと、「新しいアイデア」と言われても、全く無から新しいものを考え出す必要はなくなります。例えば、書店業界に、スーパーマーケット業界のノウハウを持ち込んで効果が出れば、それは新しいアイデアになります。著者はこの新しさのとらえ方に納得してから、考えることがものすごく楽になったと書いています。

この本を読むと、いろいろな考具の使い方を勉強できます。さっそく何かの時には使ってみたくなります。でも、便利だと思っても、いざという時に忘れていて、活用できないかもしれません。

著者は、考える時にいきなりパソコンを使うのではなく、紙と手書きを推奨しています。会議の時などに、ホワイトボードに手書きで書いていくのは、私も大好きです。手書きの重要性は理解しているのですが、必要な時に考具の型を思い出せなくては使いようがありません。

いつも本を持ち歩くわけにもいかないので、マインドマップでテンプレートを作ってみました。これならパソコンに入れておいて、いつでも使えます。実際に使う時は、中央をプロジェクト名や商品名に書き換えて、外の枝にサブトピックを追加していきます。場合によっては、テンプレートを見ながら、ホワイトポートとポストイットを使ってあえてアナログでやるのもいいでしょう。

マインドマップも21の考具の1つに入っています。他にもきっと役に立つ考具があると思います。

考具―考えるための道具、持っていますか? 考具―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
アイデアのつくり方 アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
テクネコ

« 2008年10月3日

2008年10月9日の投稿

2008年10月11日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
techneco
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ