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(敬老の日につき、文体を変えて軽いノリでお届けします)

昨年春に日本で劇場公開された映画「世界最速のインディアン」はイイぞ。興行成績がパッとしなかったのが残念だが、中身は言いようがないくらいシブイ。シブ過ぎる作品だ。毎度お約束のハリウッドアクション映画などは足元にも及ばない、超おススメの秀作。

これは実話を元にした映画。

時は1960年代、ニュージーランドに住む主人公バート・マンローは、オートバイマニアの老人で、20年以上前に生産されたオートバイ「インディアン」を自分で改造して走ることを人生そのものにしていた。バートの長年の夢は、米国のボンヌヴィルで行われるスピードレースに出場すること。ボンヌヴィルは一面の塩の平原。デスバレーのような所と言った方が、わかりやすいかもしれない。年に一度、スピードマニアが集まって、一直線のコースで最高速を競うレースが開催される。

しかし、ニュージーランドから米国まではあまりに遠い。旅費の工面もなかなかできない。寄る年波と持病で、健康上の不安もある。果たして、バートは無事にボンヌヴィルにたどり着いて、レースで世界最高速を樹立できるのか……

バートを演じるのは、「羊たちの沈黙」でハンニバル・ レクター博士の役が高く評価され、アカデミー主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンス。これだけでも充分にシブイ配役と言えるが、バートのキャラクターがまたイイのだ。

やることなすことオートバイ優先で、他のことは目に入らない。見方によっては、常識に欠けて、かなり近所迷惑なヤツなのだが、これが憎めない。周囲の人間は、迷惑と思いつつもなぜかバートを応援してしまう。しかも、女性にもオカマにもモテるのが、並のオートバイオタクと違うところ。

自分のやりたい夢があって、それを実現するために一直線で、周りの人に助けてもらえるなんて、素晴らしい人生だと思う。後期高齢者と呼ぶのはあまりに失礼なので、ここは敬意を込めてあえてジジイ(敬称)と呼ばせていただきたい。

近所のレンタル屋では、DVDがすでに旧作扱いになっていて、安く借りることができるようだ。この世界最速のジジイを、ぜひ見ていただきたい。見た後で元気が出ることを保証する。

このエントリはジャストシステムのxfy Blog Editorで書いています。

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加藤和幸

加藤和幸

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