« 2008年8月26日

2008年9月2日の投稿

2008年9月8日 »

9月になりました。9月と言えばお彼岸です。

CMパンチの佐々木さんが、【自分の死後を想定したコンテンツ 】というエントリーを書いています。これを読んで、思い出したことがあります。

我が家の近所に、評判のよい米屋さんがありました。店主一人でやっていた小さな店でした。店主がお米に詳しくて、品揃えにこだわりを持っていました。近頃には珍しく、客の注文を受けてから玄米を精米してくれる店でした。精米したてのご飯はひと味違うように感じたものです。

とても残念なことに、この店主はある日突然亡くなってしまいました。きいたところでは、店の中で倒れていたそうです。その後、店を片付けるために親戚の人が来ていたようです。店を継ぐ人がいなかったのでしょう。店の看板はそのままですが、シャッターがずっと閉まった状態で一年以上過ぎました。

ところが、インターネットでは、この店主を取材したお米関係のWebサイトを、今でも見ることができます。すでに亡くなった人がニコニコしている写真を見たり、取材に答えたコメントを読んだりすると、不思議な気持ちがします。

近年、都会の墓地不足と少子化で、お墓を確保して後々管理し続けることが大変なようです。そこで、インターネット上のサーバーに自分のお墓サイトを持って、動画や写真をアーカイブしてもらうやり方はいかがでしょうか。自分が元気な時の動画や、遺したい言葉を置いておくWebサイトです。どうしても形があるお墓でないと嫌だという方は多いと思いますが、考えようによってはいいかもしれません。

遺骨はデータといっしょにデータセンターに保管します。アクセスのセキュリティー管理や温度・湿度管理が重要という点で、データと遺骨は似ています。

墓参りは直接現地に行っても、インターネット経由でもできるようにします。データはサーバーから絶対消さない契約で、永代供養です。子孫がいなくなっても、お墓サイトは残ります。掃除や草むしりの手間もかかりません。

この夏の集中豪雨で床上浸水に遭って、以前に亡くなった人のアルバムなど、大切な思い出の品がダメになってしまった方がいたようです。データに変換してデータセンターで管理されていれば、自宅が地震や火事に遭っても大丈夫です。

お墓専用のデータセンターですから、こんなデザインはいかがでしょうか。砂漠の真ん中にいきなりこのデータセンターがあって、24時間365日黙々と稼働しているのを想像すると、サイバーでおしゃれな気がします。ぜひ、自分も入ってみたいと思いませんか。

テクネコ

« 2008年8月26日

2008年9月2日の投稿

2008年9月8日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
techneco
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ