THE SHOW MUST GO ON:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) THE SHOW MUST GO ON

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2009年9月5日

2009年9月7日の投稿

2009年9月8日 »

色んな人の夢と思惑を乗せて宇宙に飛び立った「まいど1号」ですが、資金がショートして結果的に宇宙のゴミになることに。経緯はともかく、結果としては非常に無責任であるといわざるを得ないのではないかな?と思ってしまいます。

 

もちろん色んな経緯があるわけですが

プロジェクトモノというのは、その実施までの部分では非常に盛り上がるわけです。これはどのような性格のものであっても同じで、最初にアイデアを出したからこそそれを世に送り出したいというモノから、その場のその空気を感じていたいという訳のわからないモノまで多種多様ですが、いずれにせよ、ある一定の結果を出すという共通の目的のところまでは非常に盛り上がる。それがある程度大掛かりであればあるほど、障害が多ければ多いほど盛り上がる。

でも、誰かが後片付けしてるわけです。

 

もちろん大変なのは判るのですが

どんなプロジェクトでも資金が必要です。非営利団体ですと言っても運営には最低限のコストがかかるわけで、利益を出すというのとは別のレベルでの資金が必要なのは当たり前。事業会社で無い限り、あるいは潤沢な財力を背景にした財団などで無い限り、たとえばその資金を寄付などで賄ったりすることがあるわけですが、実際のところ非常に甘い・・・というか楽観的な見通しを立てて進むケースがあります。これは企業の中での何らかのプロジェクトでも、あるいは自治会だったり何らかの任意団体だったりと全てに共通する問題で、ココに陥らないようにプロジェクト全体を見ながら動かしてゆくということが必要です。

資金に裏付けられたプロジェクト管理が必要です。

 

でも資金がショートしたから終わっていいの?

キチンと後片付けできるのであれば、という条件が付くと思います。

今回の「まいど1号」の場合、非常に残念なことにNORADに監視するべき宇宙ゴミを一個献上して終わるということになるようです。JAXAに管理を委譲できず、制御不能になるとのこと。自然に落下して大気圏に入ったところで消滅してくれれば幸運ですが、それも判りません。

当事者ではないワタシが四の五の言う話ではないとは思いますが、JAXAに管理を委譲するか、あるいはせめてコレを大気圏に再突入させて消滅させてしまうところまでをプロジェクトとして予算組み含めて工面していなかったのでしょうかという思いが、少しだけします。

キチンと終わらせてナンボ、のプロジェクト管理。
難しいものですが。

bibendum_iwa

« 2009年9月5日

2009年9月7日の投稿

2009年9月8日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
showbiz
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ