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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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既に詳細が発表されている緊急地震速報の誤報話。システム的な話、運用上の話などなど、確かに問題があるのは事実らしい。でも、自然を相手に人間がいかに生き残るかということをサポートするためのシステムであることをとりあえず念頭に置くべきなんだよね、と、思ったりします。

 

もちろんシステムの設計上、開発上、そして運用上問題となる部分は改修・改善するべきですが

何度も繰り返して使われない限り、やはり完全なものは出来ないわけです。いや、元々自然を相手にしている以上、完全ということは無いのかもしれません。残念ながら、最終的な情報を提供される側としては中の人の頑張りに期待するしかないのですが、じゃぁ情報を受け取る側で何が出来るのか?ってのも同時にキチンと考える必要があるんですよね。実はこれが大事。

 

誤報だからと馬鹿にしちゃいけない。そのとき、一体自分はどう行動したのかをちゃんと思い出してみることの重要性

ワタシの場合、例の耳慣れない着信音で飛び起き、画面を確認して子供を叩き起こし、キッチンで朝食の準備をしていたカミさんと共に倒れこむ家具の無いリビングのソファーに座らせてテレビのスイッチを入れて、とココまではやりました。窓については最近は少し開けたままで寝ているのでとりあえず避難経路は大丈夫だよね、とか考えつつ・・・

 

だめじゃん。これじゃ本気の時には話にならんな

一応地震対策ということで大枚はたいて(というかローンがまだ山のように残っていますが)免振マンションの、しかもエレベータや階段を利用しなくてよい1階に住んでるとか、水の備蓄は2週間分とか地道に対策をやっているわけですが、そもそも警報が来た時の自分の行動が緩慢すぎる。良く考えると枕元にメガネすらない。警報と前後してドカンと来れば、もう家の中ですら行動できなくなる。きちんと反応できていません。

だめだね。訓練が足りない。

 

因みにNASAの宇宙飛行士訓練について聞いた話

宇宙飛行士のコメントを幾つもの本や雑誌で読んだことがあるのですが、その中で訓練についての話を踏まえつつ宇宙に出た時にはやっぱり緊張しました?みたいな話の時のコメント。(正確ではありません。あくまでもニュアンスとして

「地上で何百回もありとあらゆる訓練をしていますから。何が起きても目をつぶってでも出来るまでね」

「宇宙での本番では緊張しませんでした。地上でやった訓練と全て同じだったし。」

完璧になるまで訓練する仕組みが機能していて、かつ完璧になってから出てゆくので緊張のしようもない、というところでの仕事。

 

完全に自分のモノになるまで体に刷り込む、ということ

まぁ自分にそれを課するのも大変なのですが、とりあえず宇宙に仕事に行くよりも地震に会う確立のほうが間違いなく高そうな私の場合、せめて自分の生活の中で出来る備えというか訓練というか・・・ってのを昔はやっていたはずなんだけど、どうやら緊張感の欠如以前に役に立つものは何も身についていなかったので、大切なことを幾つも忘れてしまっていたようです。

誤報は誤報。

でも、その誤報にすらキチンと反応できなかった自分は、自分の問題。

だめですね。ちょっと諸々見直さないと。

bibendum_iwa

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岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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