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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2008年12月8日 »

佐川さんのスパム=不況時に繁盛するものや、とおるさんのこれがスパムメールの『スパム』の元々の語源です。ご存じでしょうけど。を読んで、そういえばずいぶん昔に買った英語のハッカー辞書があったなーと思いつつ、ちょっと忘れてました。それをふと思い出し、wikipediaあたりをうろちょろしたりしつつネット上でいろいろと漁っていると本にたどり着きました。


ハッカーズ大辞典、新刊発売? いえ、2002年の刊行です


 

なるほど。こんな本があるんだと思いつつ、ここで余計なことを思い出しました。なんだかこの作者の名前に聞き覚えがあります。

「この本の原著、持ってるかも」

 

原著は「THE NEW HACKER'S DICTIONARY」

Img_2289_updt_2

探してみました。ほんでもって、見つけました。

いや、意外とあるものです。90年代の後半くらいまでは思うところがあってコンピューター関連の書籍は殆ど英語の本をひたすら漁っていました。このあたりの理由についてはまた改めて書きたいと思いますが、とにかく見つかった。でも本当にこれなんだろうか?調べてみると・・・

 

ほぼ同じモノを発見!


どうやら同じ本。発行は1996年。ふむ。自分の本を見てみると、こちらは1992年発行の第三版。おー、私の持っている本のほうが古いらしい。ついでに発行元を見てみると、どうやらどちらも同じくMIT Press。そう、マサチューセッツ工科大学です。実はとても由緒正しい本です。

 

由緒正しいハッカー。その当時を知っている人が語る正確な経緯。そして歴史になる

この時代、幸か不幸かかなりリアルで知ってます。ただ、メインフレーマーでしたからこそ見えないもののありました。そういうものを全部一緒くたにして色んなドキュメントや書籍をひたすら漁っていたのですが、そんな中で行き着いたのうちの一冊がこの本です。

因みに・・・ SPAMの項目もちゃんとあります。

SPAM [from the MUD community] vy. To crash a program by overrunning a fixed-seze buffer with excessively large input data. See also buffer overflow, overrun screw, smash the stack.

誤字脱字があったら私の責任ですが、とりあえずモンティ・パイソンの話は出ていません。でもMUDコミュニティ・・・ いわゆるネットワークを通じてメールやらゲームやら何やらをやってる連中のことを指していますが、ここで気をつけないといけないのが、たとえば私の持っているのが1992年版。そう。インターネットが商用解放される前ですね。ということで、主に大学や研究機関、政府機関や一部の軍関連施設の関係者が非常に牧歌的に、かつ紳士的にuucpとかtelnetとか、gopherとか何とかでやり取りをやっていた頃のコミュニティですね。

ということは、ひょとしたらSPAMという単語をインターネットの世界に持ち込んだ人が特定できる可能性もあったのかな?と、ふと、思ったりする週末。たまには昔の本を引っ張り出して読んでみるのも良いものですね。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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