THE SHOW MUST GO ON:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) THE SHOW MUST GO ON

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2008年11月26日

2008年11月27日の投稿

2008年11月29日 »

イベントの世界でとにかく気合が入るのが、モーターショウ。特に通称「世界5大モーターショウ」と呼ばれるもので如何にプレゼンスを示すかが、自動車業界のひとつの評価でもある、というかあったわけですが・・・

 

日産、三菱、スズキがデトロイト・モーターショウを欠席

欠席というと変ですが、北米市場のみならず世界市場へのプレゼンスのひとつの大きな柱であった来年1月開催の次回のデトロイト・モーターショウに出ないという発表が昨日ありました。より販売結びつきやすいほかのモーターショウなどへのシフトや、他の施策へのシフトが理由です。いや、まるでここ10年くらいのIT系のイベントの盛衰と同じ流れを取りそうな雲行きです。

もともとは北米自動車産業の中心地であるデトロイトでの開催は、現在のGMやクライスラー、フォードといったメーカーの一大御披露目大会であったわけですが、実はデトロイト自体はそれほど大きなマーケットではなく、しかもいまやそれらビッグ3ですら政府の支援を求める状態です。不景気自体は同じですから、限られた資源からどうやって最大限の効果を得るかを考え直す一環で、デトロイトが落ちたと言う流れ自体は自然なのかもしれません。

 

因みに5大モーターショウとは?

通称で言うと、デトロイト、パリ、ジュネーブ、フランクフルト、そして東京が一般的に5大モーターショウといわれるものです。実はそれぞれイベントとしての本名がありますが、報道などでも殆ど一環して開催地の名称で呼ばれることが多いはずです。

もちろん夫々に歴史的な経緯と意味があるのですが、かつてIT系のイベントで言うとCOMDEXやINTEROP、日本のビジネスショウなどが歩んだのと同じような選別の嵐に巻き込まれることになるんでしょうね。モーターショウでいうと、中国は市場性から言っても非常に重要な位置づけになってくるのは間違いありませんし。

 

微妙なのはその周りで仕事をしている人たちで・・・

実はIBM時代に米国のイベント制作代理店に出向していたことがあります。この代理店、世界でも数少ないイベント専業のAgencyで、IT系企業の仕事も手がけますが自動車関係の展示会での制作シェアは(おそらく今でも)世界最大。デトロイトではある時期には最大で7割以上のブースの制作を事実上独占して担当していました。私は米本国や欧州法人を含めこの会社で自動車系を担当していた人は殆ど知らないのですが、米国のメーカーがこの状態だし、展示会云々なんて状況でなくなると・・・

人のことを心配している場合ではないですが、とりあえず袖すりあうも他生の縁ということで、少しだけ心配になります。心配しても仕方ないのですけど。

bibendum_iwa

« 2008年11月26日

2008年11月27日の投稿

2008年11月29日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
showbiz
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ