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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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珍しく会議でタンカを切ってしまいました。「最後にジャングルにヘリで下ろされるのはイベント屋なんだ。ちゃんと決めてくれ!」
基本的には温厚な人で通しているのですが、たまには暴れたくなります。


綱引きとお見合い

会社はやはり組織です。既にある流れに沿って動く時には、まぁなんとかなるモンでしょうけど、新しいことを手がけようとすると、みんな関係しているのは解っていても、どうも腰が引けることがあります。勢い、関連する役員が「四の五の言わずに、お前がやれ!」みたいな指示が飛ぶこともあるわけですが、色んな経緯でみんながお互いの顔を見ながら牽制しあう事があります。誰が決めるのか、誰が全体をまとめるのかの議論が堂々巡りする事があります。最終的にそれをイベントの場で見せなきゃいけない時、でも私の居るところに決定権が無い時、誰のGoサインで動けば良いのかわからなくなってしまっている時、仕方ないから先ず言います。

「誰が決めるかを先ず決めようよ」


なかなか進めない時

なかなかモノゴトを前に進めることが出来なくても、イベントの場合、期日は迫ります。最終手段は自分でネタを全部集めてやっつけで内容を固めて、内容に関与する人や後から何か文句を言いそうな人の間を順に捉まえて、「こんなカンジでやっても嘘じゃないですよね?」と聞いて回ります。こんな時、たまに「こんなカンジでいいですか?」と聞くと墓穴を掘ることがあります。こう聞いてしまうと、どうしても好き好みが出てしまうのですが、「全体をこうしたいから、この部分はこういう言い方をしたい。これって、嘘は言ってないですよね?間違ってないですよね?」と聞くと、割と冷静に可否だけを返事してくれるケースが多いような気がしています。

「とにかく嘘じゃないかどうかだけ教えてください」


気がついたらそれでよかったんだねという評価が出たりする

仕事柄、最後はお客さん、次に営業の味方をします。時によっては社内の色んな部署を敵に廻すことも、無くはないです。もちろん嘘はつきませんが、判断に迷ったら選ぶのはどちらがお客さんにわかりやすいか、営業が説明しやすいか。解りにくいパネル原稿はガンガン書き直しますし、例えばナレーターに喋ってもらうような時も「お客さんに何を覚えて帰って欲しいの?」と繰り返し聞いて、シナリオを作ります。

そうです。「お客さんに何を言いたいの?」と聞くと、大抵ヤマのようにアレもコレもと出てきます。でもたとえば「本当に覚えて欲しいのを一つだけ教えて」あるいは「一言で言うと何?」と聞いてしまいます。自分が受け手、つまりお客さんの立場でセミナーを受講したり展示会に行っても、実はそれほど多くのことを覚えていません。でも自分が送り手になると、何故か思いいれたっぷり、アレもコレもと考えてしまいます。そこを一端お客さんの目線に変えてみる。自分をお客さんに置き換えて考える。そうすると、自然に言いたいことの優先順位が見えてくることが結構あります。

「言っておかなくてはいけないこと、一つだけおしえてください」


でも、やっぱり全然まとまらなくて暴れたくなることがあります。

一応そういう姿勢で臨むわけですが、それでも、幾らお話しても前に進めなくなるときがあります。進ませてくれないことがあります。時間は無くなる。無駄な動きを途中でさせるから予算も無駄に消費する。だめだ・・・ 

「だからさぁ!なんでコレでやっちゃいけないの?コレいま言わなくてどうするんですか?ちゃんと情報を出さなきゃ営業さんがお客さんに嘘つき呼ばわりされて大変なことになるんだよ!それとも何か代替案あります?無ければ四の五の言わないでください!コレで行きますから。」

いや、これは極端ですが、事態打開のためにそんな風に暴れたことがかつては何度かありました。何しろ営業とイベント屋はお客さんの前に立つんです。いきなり前線なんです。そんなところに丸腰では立てない。

で、一体何がどうしたのよ?というとちょっと微妙ですが、暴れたあとで若気の至りで・・・という言い訳が通用する歳でもないので、どうしたものかと考えることが最近増えてしまいました。まだまだ血の気が多いようです。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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