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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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2007年10月9日 »

昨日は朝からCEATECを見に幕張まで行ってました。出展物のレビューについては各メディアを参照してくださいということで、イベント屋としての感想をひとくさり。


基本はエレクトロニクスショウでした

イベントの合従連衡の流れの中でかつてのデータショウなどを統合したイベントです。主催側としてみた場合非常に成功しているイベントで、今回は遂に幕張メッセ全館全施設使用。来場者数はともかく、開催規模自体は再来週から開催される東京モーターショウ並です。まぁ、正直歩き回るだけで疲れます。ただ私としては展示ホールの半分以上を占めるコンデンサーや半導体などには全く興味が無く・・・というかさっぱり判らないので、ブースの造作とかを眺めるだけで終わり。仕事に関連した通信関係のいくつかは内容までガッチリ見てきました。


イベントとしての特徴

行けば一目瞭然ですが、大きなブースを構える巨大メーカーとパーツ関連の展示については明らかに姿勢の違いがあります。100インチオーバーの液晶テレビが山のように並ぶエリアがあるかと思うと、PCの冷却ファンをショウケースに並べた海外の会社もあったりと、展示物に興味は無くてもそれなりに面白く見ることが出来ます。来場者やプレスを含めた関係者の受付なども流石に手馴れていて、ある意味安心して見に行けるイベントの一つです。


LEDの壁、きてます

特に大規模なブースで頻繁に目にしたのが、縦横数メートルに及ぶLEDの壁。

以前は木工なりアクリルなりで作っていたものですから、演出上遊べるのは色の塗り分けやグラフィック出力、更にはロゴの配置と照明の当て方くらいでしたが、ここがLEDの壁になったとたんに強烈な演出効果をもたらします。何しろ壁全面がスクリーンです。もちろん画素の密度とかの問題はありますから精緻な映像を求めると全然駄目ですが、それさえ理解すればなんでも表示できるわけです。もう何年も前からシステム的には存在していましたが、輝度が出るのだけれどコストがかかるのでアリーナやビルの壁面などの設備としては使われていました。それがここ数年で劇的に安くなってきたお陰で展示会でも多用されるようになってきました。

演出的にはブース自体の壁面だったり、あるいはメインのプロジェクターの周りの壁面という位置づけが殆どですが、遅かれ早かれたとえばシアターの壁面全体をLEDのスクリーンにしてその前でのプレゼンテーションするという、海外の会社のキックオフミーティングや株主総会などで見られる演出が展示会にも多く使われるようになると思います。当然プレゼンテーションのスタイルも変わってくる。私の勤務先はそんな支出が出来るほど予算が取れないのですが、例えばブースの壁面全部をLEDの壁にしたらきっとかっちょいいなぁと思ったりします。


ところで出展物に対するコメントは本当に無いの?

実はそれほど長時間居る訳にいかなかったこともあり、最初から仕事に直結するある出展物に目標を完全に決めて会場に行ったことから、あまり多くを語れません。長いことイベントにいろんな形で関係していますが、これほど最初から目的を決めてから行ったイベントははじめてかも知れません。一応自分も通信業界に身を置く立場なので、DoCoMOさんとKDDIさんのある展示はそれこそ隅から隅まで、それ以外はそれなりに見てきました。その出展物自体の企業の中での位置づけや展示の方針についての両社のカラーや方向性が良くわかって結構面白く見ることが出来ました。

皆さんよくご存知だと思いますが、CEATECは日本というかアジアでも有数の大規模イベントですが、漫然と見に行くと結局疲れるだけというのが関の山です。今回の私の場合には会場に居た2時間半のうち1時間以上を目的の展示物に集中するという極端なことをしましたが、金曜日の午後にとりあえず顔だけ出して飲みに行っちゃおうという目的以外であれば事前に出展内容をチェックしておくのは必須ですよね。今更ながら当たり前のことを再確認した今回のCEATECでした。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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