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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

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雑誌VOGUEアメリカ版の9月号が創刊115年の同誌のページ数の新記録を達成し、約10ポンド、2キロ以上の重さになるそうです。



何でそんなに?

VOGUEのPress Releaseによると、オンライン・ショッピング&ビデオ・エンターテイメントサイトのShopVogue.TVのサービス開始に伴った広告ページの増加によるものだそうです。総ページ840のうち727ページが広告。プレスリリースによると、業界初の試みということでビデオ・サイトで紹介されている商品はそのまま買えるそうです。

しかし、この広告ページ数や厚さだけ見ると、なんだか全盛期のDOS/Vマガジンあたりを彷彿とさせますね。

因みにITproにも記事が載ってました。

米VOGUE誌,ブロードバンド・ネットワーク「ShopVogue.TV」を開設


オンラインのサイトと雑誌広告の連動?

オンラインメディアの興隆により、新聞や雑誌のような紙のメディアの今後は不透明だぞという話は良く有ります。でも、雑誌メディアがオンラインサイトの開設にあわせて大増ページした話というのはあまり聞いたことがありません。とりあえずサイトで買える商品の広告を突っ込んだんだろうとは思うのですが、プレス・リリースを見てもよくわかりません。

記事との連動ならまだ理解できるのですが、紙の広告とオンラインのビデオ・コンテンツの連動ですよ。実物が手元に無いので謎が深まります。


でも、ひょっとしたら雑誌の広告はオンライン・コンテンツの目次がわり?

サイトの中身はとても充実しているようです。WATCH、SHOP、SHAREと大きく三つに分かれていて、特にSHOPの部分は1500に上る商品をブランド別に選択しできるようです。ただしこのサイトの中で買えるのではなく、扱っているお店やオンライン・ショップへの誘導をするようです。うむぅ。不思議だ。


やっぱり雑誌自体を見てみないと判らないや

とにかく手元に無いと、何が起きてるのかさっぱり判りません。帰りに売って居そうな書店に寄って、見てみることします。


でもこのサイトの本質はWATCH、ビデオ・コンテンツなんだろうな

因みにSHOPの部分が最初に気になったのですが、本質はWATCHの部分、つまりそれぞれの服なりアクセサリーなり何なりを身に着けている、使っている情景を映像で紹介する部分ですね。静止画であれば雑誌でも問題ありませんが、動画は紙ではどうしようもない。

たとえばある服を紹介するのに、雑誌であれば着用したモデルの写真が一つとか二つ。これでは形も素材感もよく判らないですよね。このサイト、それを60秒の映像で撮影の現場と、スタイリストさん、ヘアメイクさん、カメラさんなどのコメントとあわせて色々と紹介するようです。そして、モデルが着用している服などのいくつかを購入できるように誘導するようです。


紙媒体と共存するオンライン媒体の可能性

寝っころがってパラパラ眺めることが出来る雑誌や新聞には、情報を探さないとたどり着けないオンライン・メディアには得がたい使用感があります。

それに対して、紙では伝えきれない情報、完成品の雑誌では伝えないMaking、裏で動いているスタッフのコメントなどが付加価値として見れるというのは見事な補完関係じゃないかという気がします。紙と同じような情報ではなく、同じブランドを使いつつ独立したオンライン媒体でもなく、紙媒体があるからこそ成立するオンライン媒体。いわば共生関係。

これは面白い流れじゃないかという気がします。

bibendum_iwa

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プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

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