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ウィルコムの社長だった八剱さんが4月1日付でSAPに移ったというプレスリリースがありました。
SAP Japan Web Site 役員人事変更について
IBM出身者がIT業界にはびこっているのは昔から言われていますが、通信業界に一旦移った後にIT業界に戻る人が多いのも最近の傾向としてあるようです。
自分自身が現在は通信業界に身をおいているので、IT業界に出戻る気持ちは理解できる部分が大きいのですが、近いようで遠い「情報」と「通信」の業界、それぞれの違いというのは思ったより大きいなというのが今も思う率直な気持ちです。
もちろん、どちらが良い悪いの話ではないのですが、やはり三つ子の魂百までという諺が頭をよぎる年度の初めです。
これはイベントに限ったことではないとは思うのですが、何かを誰かにお願いするときには最初に期待する結果について伝えるべきだと考えています。当然その ネタとなる情報も同時に伝えるのですが、問題はどこまで何を伝えるのか、それに対してどの程度の結果を求めるのかという部分を十分に伝えていないことが往 々にしてあるということではないかと思っています。なぜか出し惜しみしてしまう、あるいは十分に出さないケースがあるのではないかと言うことです。
「うちの会社(あるいは部門)はこんなことをしたいから、プランを出して欲しい。」
> ありきたりな提案ではなく提案する上で特色をどういう風に出すか、とりあえずアイデアをまとめて・・・
「事前に提供できるネタはこれこれ、こうで・・・・」
> 足りない部分は行間を読めということなのでしょうか
実は時々大きな指示が欠落します。聞いてもネタが出てきません。読むべき行間が全く見えないケースもあります。更には指示がブレる事もよくあります。下手 をすると散々ダメだしされて変更しまくった挙句、最終的に実施直前あるいは完成直前になってこんなコメントが出てきたりします。
「実は本当は誰々に対して、こういう風にやりたい。」
> 最初のターゲットと変わっているんですけど
「でも予算はこれくらいしかない。」
> 最終見積もりを値切られても・・・・
「ちゃんとウチのビジネス環境やメッセージングの傾向をちゃんと勉強してくれないと困るよ。」
> 社内(あるいは部門)固有の事情は外部からは全く判らないんですけど
・・・
いまさらそれを言われても・・・というのが現場の素直な感想ですよね。事情により変更が起きるのはある意味当然なのですが、最初に何かを頼む相手に伝える べきターゲットの設定と目的の設定が最後まで出来ないケースや、走りながら結論を考えるケースにはよく遭遇します。どれも非常に辛い。しかもクリエイティ ブが絡むと、結局最後は好き嫌いになってしまったりします。こうなるともう収拾がつかなくて、とりあえずプロジェクトが終わっても感情的なシコリを残すこ ともあります。極端な話、関係者が出入り禁止になるようなケースですね。
「何もかも教えないと動けない君たちとは仕事は出来ない。」
個人的にはコミュニケーション・スキルというよりは説明責任をどこまで果たすか、だと思っています。
情報の需給関係と結果の評価軸がきちんと合意され成立しているかどうかが一番の大事なのですが、最終評価に私情が挟まってしまうところが本当は一番難しいところかもしれません。
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