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 ブログを再開します。お久しぶりです。さて、3年半の間、公務員に任用されたりで更新を凍結してきましたが、これまでの広報領域の知見をまとめてみます。 タイトルも一新して広報-コミュニケーション・ギャップとの総力戦としました。 

 この日本というちょっと独自の進化をした、世界一のハイコンテキスト(文脈)社会だからこその、コミュニケーション・ギャップを手繰り糸にプロフェッショナル広報をめぐるお話をしたいと思います。 

 

 わたしは20年にわたるグローバル企業での広報業務、IT企業でのコミュニケーションインフラのコンサル、さらには2年間を政治任用の公務員として広報とコミュニケーション関連の業務に、さらには情報共有系のインフラ構築と運営にも一時期5年間ほど携わってきました。  

 その一つの結論が、広報という仕事がこの日本社会で理解されている以上の価値と可能性があるではないか、広報機能を「社会技術」の一つとして、つまり一企業や組織の枠を超えて、社会をより住みやすくする、社会的課題を解決する一手段として理解したことでした。広報機能には、企業や組織広報の枠を超えた普遍的歴史的意義があります。この意義を多くの人で共有したい。そうすれば、多くの方々に広報という仕事の価値を再認識する機会を提供することで、わたしたちが住む社会で繰り広げられる、コミュニケーション・ギャップに起因するさまざまな課題をもっと上手に処理できるのではないのか。そして、多くの人たちがそれぞれの持ち場で広報という仕事を通じて、自らの成長に加えより健全な社会づくりにも役立つのではないかと思うに至りました。 

 ここでは、企業や行政、政府で広報活動に携わる方々、さらにはコミュニケーション、つまり情報や認識ギャップを埋める役割を担った方々を念頭に書き進めたいと思います。企業ばかりでなく社会に広く横溢するコミュニケーション・ギャップをどう扱っていったらよいのか、これを主題にします。 

 折角お読みいただく皆さんにとってオフィスでの広報業務のヒントとなり、ひいては広報というものの意味や価値を見直し 

組織や個別活動の枠にとらわれずに、大きな武器にしていただければと期待して、私の経験を元に、大いに脱線、寄り道しながら掘り下げていきます。その際に使っていくキーワードの一部をここで紹介させていただきます。「コミュニケーション」「ギャップ」「社会技術」「気概」「矜持」「疑心暗鬼」「情報」「リスク」「約束」「心理学」「信頼」「社会」「共有」「情報構造化」「広報基本所作」「記者」「マスコミ」「ジャーナリズム」「民主主義・自由主義・資本主義」「新聞」「弁証法」「ICT&ネット」などなどです。ワードによってはあっちこっちでお目にかかることになります。これでは説明になってないと感じられる方もいるかもしれませんが、まあ大体こんな内容についてお話ししようと思っています。 

 また、わたしが想定する広報領域は、次の通りです。企業においては製品や施策PR、イメージ管理、ブランディング、ソーシャルメディアの活用、リスク&危機管理広報、対内広報つまり社内や組織内コミュニケーションなど、経営や組織運営に欠かせないものです。また、市町村や都道府県における生活へ密着した行政サービスの広報活動や、政府や霞が関官庁の広報活動もあります。さらには、政党の広報活動もあれば、選挙広報というものもあります。はたまた、二国間外交ですら国際社会における広報活動がベースにあって、外交交渉が構築されています。つまりはあまねく全てということになります。このすべての領域にかかわる人はいるハズはないのですが、どのような分野でも通用する広報パーソンの教養としてお読みいただければ幸いです。 

 

それでは、数日間隔で書いていきますのでお付き合いください。 

Patina

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奥田隆介

奥田隆介

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広報・コミュニケーションと「モザイク」以来の知見をベースに、IT/Webによる新たな情報活用をライフワークとしている。

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