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JASRACへの利用料の支払いをうっかりして忘れていたらメールで督促がきました。利用許諾書に同封されていた払込伝票に書いてある支払期日が来年の5月になっていたのでゆっくりしていましたが、実は利用開始の前日(11/30)までに支払わなければならなかったのでした。督促の文面は以下の通りです。
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、貴殿(社)に係る音楽著作物使用料は、以下滞納明細のとおりお支払が滞っております。
つきましては、下記の支払期日までに以下滞納額合計を、JASRAC事務所に持参または送金によりお支払いくださるよう本状をもって督促いたします。
(以下略)
というそっけない文面です。普通のビジネス文書であれば少なくとも初回の督促は、「至急お支払いいただきますようご協力お願いします」みたいな書き方をするのではないでしょうか?
そして、さっそくウェブ(J-TAKT)からクレジットカードで支払いをしましたが、以下のような文面の確認メールが来ました。
インターネットでの音楽利用にかかるJASRACへの許諾申込サービスJ-TAKTで、
許諾を得られました以下の著作物使用料につきまして、クレジットカードでの
お支払を確認いたしましたのでご連絡いたします。
えーと、「ありがとうございました」に相当することが全く書いてないんですが、どうなんでしょうか?
今回の件は自分の不手際で支払いが遅れたのでその点については弁解のしようはないのですが、なんというかもっと「お客様とビジネスをしている」という姿勢を見せてくれないものでしょうかね>JASRAC。ちょっとした言葉づかいを工夫することで、不要な摩擦が避けられることもあるのではと思います。
追記: はてブに、「『~いただく』は謙譲表現なので『お支払いただく』は不適切では?」という主旨のとんちんかんなコメントを付けている人がいます。無視してもよいのですが、間違えて覚える人が出ると何なので、ここで追記しておきます。「いただく」は「もらう」の謙譲語でありますが「~してもらう」の謙譲語でもあります。ゆえに、行為によって話し手が利益を得る場合には、話し手の謙遜を表す場合(結果的に聴き手への尊敬を表す場合)にも使えます。「平素、マイクロソフト製品をご利用いただきありがとうございます」というような使い方です。参考: http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn=27
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