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MicrosoftとYahooが合併も視野に入れた提携交渉に入ったというニュースが、5/4に流れました。ただし、 Yahooの創業者はMicrosoftに悪感情を抱いているという情報もあり、交渉は難航することが予想されています。

今回の提携交渉、その目的は、広告分野での存在感を増しているGoogleに対抗するためのものだと言われています。Googleは、 先月、オンライン広告企業のダブルクリックを31億ドルで買収することを発表したばかり。 あまり仲の良くないMicrosoftとYahooが協力し合わなければならないほどの危機感を募らせていることが、 Googleの脅威を物語っていますね。

第1報をもたらしたウォールストリートジャーナルです。その記事では、 1年前にMicrosoftとYahooが提携交渉をして物別れに終わったことに触れていますが、まさに今回の交渉再開の発端は、 Googleのダブルクリック買収だったのでしょう。
→http://online.wsj.com/article/SB117827827757492168.html?mod=home_whats_news_us


もし、今回の交渉が実を結んで両社の合併にまで話が進んだ場合、どのようなインパクトがあるでしょうか?

ここでは、より身近に検討できるよう、両社の日本国内でのサービス(インターネット上のサービス)を比較してみることにしましょう。
※日本のYahooがmsnと本当に一緒になるかは分かりませんけど。

まず両社のサービスを一覧で確認してみましょう。いずれも非常に多くのサービスを抱えているので、 主要な重複しているものだけ挙げてみます。詳細は下に示すリンクで確認してみてください。

 →Yahooサービス一覧
   http://services.yahoo.co.jp/
 →msnサービス一覧
   http://sitemap.msn.co.jp/


この中で大きいものというと、

 ・ポータルサイト(Yahoo/msn)
 ・IM(Yahooメッセンジャー/MSNメッセンジャー)
 ・無料メール(Yahooメール/Hotmail)
 ・ブログ(Yahooブログ/MSNスペース)
 ・オークション(ヤフオク/MSNオークション)

といったところでしょうか。特にIM(インスタントメッセンジャー)と無料メールサービスについては、 ユーザのネットライフに深く浸透しているでしょうから、変更や統合によって非常に大きなインパクトが生じると思います。

上記のいずれもYahooの方がMSN(Microsoft)よりシェアが大きいため、 おそらくYahoo側に吸収合併されることになるでしょうね。あのノベルと歴史的な和解を果たしたMSですから、 それくらいの条件はきっと飲むでしょう。
 → http://rakuten-point.seesaa.net/article/40812345.html


また、Microsoftが抱えている強みがYahooにどう寄与するかを考えるなら、 インターネットエクスプローラーとの親和性が増すことも予想されます。もっとも、 コチラの方はあまり露骨にやりすぎると独禁法に絡んで提訴される恐れがありますね。

ですから、あるとすれば、オフィス製品との連携が容易になるという方面かもしれません。(GoogleのAjaxアプリに対抗して)


今の段階ではまだ何も決まっていませんが、おそらく株式市場は今回の発表を受けて関連株価が上昇するでしょうね。 両社の交渉がうまくいくと考えるなら「買い」、やはり成果は出ないと考えるなら「売り」になるのでしょうか。私もちょっと考えてみようかな。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

アクセンチュアに勤務。
ITIL Managerとして、システムインフラのコンサルティングを中心に、業務領域まで幅広く担当しています。

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