« 2007年1月7日

2007年1月18日の投稿

2007年3月27日 »

楽天が商品データベースを一般公開しました。

楽天ウェブサービスというものですが、これは楽天市場の1400万件の商品データベースに対してAPIを公開し、商品検索/ ジャンル検索/商品コード検索/書籍検索を外部から利用できるという新サービスです。簡単に言うと、 楽天のamazon化とでも言いましょうか。このサービスもamazon同様にデベロッパIDを新たに発行してくれます。
http://webservice.rakuten.co.jp/

これによって楽天にどのような影響が出てくるのか?それはamazonの軌跡を見ると、ある程度予測できるのかもしれません。

例えば、amazonはAPIを2003年に公開して以来、アフィリエイトをサポートするツールやサービスが激増し、 それが口コミマーケットを創出して売上全体を大きく底上げしています。日本国内ではそれほどでもありませんが、 海外ではBookBurroに代表されるamazonのAPIを使ったサービスが大きく成長しています。

昨年、amazonは、自社の膨大なコンテンツ及びシステムリソースをベースにAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)というユーティリティコンピューティングサービスを提供し始めましたが、 実は楽天も同じことができる環境にあると私は感じています。

ちょっと古いですが、2005年春に発表されたアフィリエイトの実態調査(インターワイヤード社)では、認知率・ 利用率ともに楽天はamazonを上回っている(国内No.1)と報告されています。理由の大半は、国内における圧倒的な知名度、 アフィリエイトの容易さです。この面だけを見れば、楽天はamazonに優っています。

あとは楽天が将来のビジョンをどのように考えるか次第でしょう。amazonは創業以来、 オンライン書籍販売ではなくテクノロジを提供する企業だと自社を位置づけており、それが先に述べたEC2というサービスを結実させた訳です。

これから先、楽天はどのような方向を目指すのか、非常に楽しみです。

NAKA

« 2007年1月7日

2007年1月18日の投稿

2007年3月27日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

中 寛之

中 寛之

アクセンチュアに勤務。
ITIL Managerとして、システムインフラのコンサルティングを中心に、業務領域まで幅広く担当しています。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
infra
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ