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 ITmediaの記事シロクマ日報で取り上げられた 「デスクデバイド」という言葉。

職場内で一部の人々にしか分からない社内専門用語を使うがために生じるミスコミュニケーションを指しているようですが、 この言葉を見て私が最初に頭に思い浮かべたのは、まったく違う内容でした。

大規模プロジェクトになると、2フロア以上のプロジェクトルームになることがありますが、 このために物理的にプロジェクト内のコミュニケーションが断絶してしまったという経験を私はしたことがあります。

例えばこんな物理配置を考えてみましょう。

 【Aビル20階】
 ・クライアント担当者

 【Aビル15階】
 ・プロジェクト管理チーム
 ・財務経理チーム
 ・営業支援チーム
 ・帳票チーム

 【Aビル10階】
 ・基盤チーム
 ・保守チーム

この物理配置でプロジェクトのプランニングからサービスリリースまで突っ走るとどうなるでしょうか。まず間違いないのは、 アプリチーム(15階)とアーキチーム(10階)のミスコミュニケーションです。双方が直接顔を合わせる機会が少ないので、 メールや電話のやり取りが主になり、そのうち双方の考えが微妙にずれていき、最終的にはバグ発生となるでしょう。

皆さんも経験がおありと思いますが、机が隣同士であれば、些細な質問もしやすいですが、物理的に離れていくほど、 そういったちょっとした行為がやりづらくなるのです。

オフショアではこちらの意思がうまく伝わらないからニアショアでやろう、なんてことを聞くことがありますが、 同じビルに入居していてもフロアが違っていればオフショアと同じようにコミュニケーション齟齬が発生しうるのです。まさに灯台下暗し。


とまあ、こんなことを「デスクデバイド」という言葉から想起してしまったわけです。全然社内用語の話とは違いました。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

アクセンチュアに勤務。
ITIL Managerとして、システムインフラのコンサルティングを中心に、業務領域まで幅広く担当しています。

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