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経産省が平成15年度から17年度まで取り組んでいる実証実験がありました。その名はビジネスグリッドコンピューティングプロジェクト。
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/press/0005665/0/041007business.pdf


この実証実験は以下の点を目的としています。

まず、ネットワークに接続された多数のサーバやストレージ等のITリソースをヘテロジニアスな環境下において効率的かつ信頼性の高いビジネスサービス提供を可能とする基盤的ソフトウェアの開発推進。

次いで、各種データ作成から抹消にいたるまでのデータライフサイクルについて、一貫したセキュアな管理等を実現する技術の開発。


これらの成果は、先週開催された「プラットフォームの近未来」という日経主催セミナーで、マルチベンダーのシステム間でアプリケーションを分散処理する取り組みとして紹介されていました。ちょっと古い情報で恐縮ですが、参考までに富士通が今年4月に発表したプレスリリースから一部抜粋します。


「2005年8月から12月にかけて日本経済新聞社の協力を得て、ニュースWebサイトの擬似環境(モデルケース)を使い、本実証実験を行いました。その結果、以下の成果を得ることができました。

・高負荷や災害時に、優先度の低い業務を縮退し優先度の高い業務へ組み込む作業を自動化することで、所要時間を手作業の190分から35分に8割短縮

・ITリソース拡張時の人手作業による人為ミスを削減

・災害時の業務継続に必要なバックアップシステムを自動的に立ち上げることにより、待機サーバが不要になるなどITリソース投資を抑制」


なんだかよく分からないので、更に調べてみると、経産省の外郭団体で情報処理推進機構というところで、ビジネスグリッドコンピューティングの成果物を一部公開していました。
 → http://businessgrid.ipa.go.jp/bgrid/

 ・業務定義作成支援ツール
 ・グリッド管理エージェントSDK
 ・インフラオブジェクトプロバイダSDK
 ・ACS参考実装 BG-ACS
 ・WS-Agreement参考実装 BG-WSAG
 ・CDDLM参考実装 BG-CDDLM
 ・高信頼メッセージング RM4GS Version 1.1


上記の成果が公開されていましたけど、富士通が発表した類の成果は公表されていませんでした。結局、この取り組みはどの程度の効果があったのでしょう。ご存知の方、教えて下さい。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

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