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オルタナブロガーの吉川さんのところで、デスマーチのコスト負担の話が出ていました。

大量のリソースをつぎ込んで炎上プロジェクトを鎮火させるのはいいが、そこでつぎ込まれたリソースのコストは一体だれが負担しているのか、もしかすると最初から見積もりに入っていたのではないか?という疑問が外から見ると感じられるようです。

結論から言いましょう。ケースバイケースですが、最初から余分に予算を積むことがあります。これを一般的にはコンティンジェンシー予算と呼びますね。

コンティンジェンシーという単語の意味通り、不測の事態に備えて予算を多めに確保するのですが、これがプロジェクトのコスト削減で真っ先に目をつけられるモノであったりもします。

ですが、これを削るとスケジュールに遅延が発生したときに泣きを見るんですよね。多くの場合、SIer側の持ち出しが発生してプロジェクトが赤字になります。もちろん、スケジュール遅延の原因がどちらの非によるか次第で、双方が負担する赤字額は増減しますけど。

ちなみに個人的な意見ですが、無理やりであっても最終的にプロジェクトを終えることができるというのは、ベンダーを選択する大きな基準のひとつだと思います。経営側の視点で考えると、多少出費が増えてもスケジュール通りに事を進めることの方が経営を予測し易いですし、対外的な影響を考えてもメリットは大きいのではないでしょうか。

まあ、そもそも無理のないプランをベンダーとクライアントの双方で握っていれば、こんな事態には発展しないんですがね。最後に苦労するのはいつも現場の人間なので、クライアント及びベンダーの経営層は常に現場の環境を気遣ってほしいと思います。

NAKA

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中 寛之

中 寛之

アクセンチュアに勤務。
ITIL Managerとして、システムインフラのコンサルティングを中心に、業務領域まで幅広く担当しています。

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