欧州の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 欧州の視点

あまり紹介されることのない欧州系ITニュースが読めるブログ

« 2005年7月30日

2005年8月1日の投稿

2005年8月6日 »

072005_007_sHPのプリンターが故障したので、新しいプリンターを購入した。パリでコンピュータ関連の製品を買う場合、パリの秋葉原こと“Montgallet”にいく。Montgallet通りを中心に、コンピュータのパーツやPC、周辺機器などを取り扱う小さな商店がひしめいている区画だ。各店は、売り場面積が20平方メートル程度と狭い。ほとんどが中国人経営で、入るとジャスミンティーのようなオイスターソースのような、中華レストラン特有のにおいが漂う。

さて、かれこれ2年10ヶ月前にHPのプリンターを購入したときは、この区画一帯の店を足で回って価格を調べてから、一番安い店に戻った。が、今回はちょっとばかり学習している。友人より、Montgallet一帯の店の価格を比較したサイトを教えてもらったからだ。今回の思わぬ故障により、やっと実際にこのサイトを利用して購入することができた。

プリンターは、本体の価格よりもインクの価格が重要ということを身を持って体感したので、今度はインクの価格もWebで調べる(故障したHPのプリンターは46ユーロで購入したが、替インクは約30ユーロ。2~3ヶ月に1度の割合でインクを買っていた)。私はインクやCD-ROMなどの購入は通常、よほど急ではない限り、Amazon.frを利用している。ここなら、Marketplaceでメーカーのものではないが互換性のある替インクが安く手に入るし、Montgalletまで1時間近くかけて行く必要がないからだ。Mongalletに行く前日、予習として、Amazonで候補のプリンターの替インクが極端に高くないことも確認しておいた。

072005_001_s秋葉原には2、3回しかいったことがないが、Montgallet地区は小さいので、2、3回行けばこんな私でも勝手が分かってくる。私の場合、地下鉄を降りてすぐの通りをぶらぶら下りながら、各店の価格をチェックする。ちなみに、店の中に入らずとも、窓にその日の価格やお買い得情報が貼り出されているので、便利である(これは秋葉原も同じですか?)。通りを最後まで行ったところに、大型電気チェーン店があり、ここで実物を見て触って最終的な確認を行う。その先にも小売店が並んでいるが、体力と時間の関係で省略することが多い。

072005_008_sさて、Montgalletの店ではちょっとしたルールがある。ほとんどの商品は店員さんの後ろに並んでおり、通常、見ることはもちろん、動かしてみることもできない。買う場合は、ほしい商品を会計専門の店員さんに伝え、そこで代金を払い、会計済みのスタンプが押されたレシートをもらう。そのレシートを店員さんに見せて実物を受け取る、という流れだ。店の人は一見、ちょっと怖そうな人が多いのだが、知識は豊富。聞けば必ず答えてくれるので、大型チェーン店のやる気のない店員さんよりもよっぽど信用できる。しかも安い。

というわけで、晴れてプリンターを購入! やはり新品はいいなー。思わず、机の掃除までしてしまいました。新しいプリンターの機種はCanonのiP1500、価格は49ユーロなり(もちろん最安値)。替えのインクも、3.4ユーロのものを2つ購入。当分は安心です。

帰りの地下鉄でふと、フランスにいながら、中国人のお店で日本メーカーのプリンターを買ったことに気がついた(プリンターそのものはタイ製でした)。

sueoka

« 2005年7月30日

2005年8月1日の投稿

2005年8月6日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

末岡 洋子

末岡 洋子

欧州在住、フリーランスのライター兼ジャーナリスト。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2012年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
eu
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ