スマートフォン、ノートPCの販売台数を上回る、2013年はAndroidがiPhoneを上回る予想
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英Informa Telecoms&Mediaが発表した最新のレポートによると、2012年、「Android」携帯電話の売上高は「iPhone」を上回る予想という。
レポートによると、2009年、携帯電話の総売上高は前年比10%減のマイナス成長となる予想だが、スマートフォン分野は引き続き好調で、前年比35.3%増で成長する予想という。
2008年、スマートフォンは、初めてノートPCを上回る約1億6200万台を売上げた。2009年、携帯電話の総出荷台数に占めるスマートフォン比率は13.5%、2013年には3倍の38%と予想している。
OSシェア争いだが、2008年のトップは「Symbian OS」。だが、シェア値は、前年の65%から16ポイント下げて、49%となった。この原因として、Nokiaのパフォーマンスが弱かったこと、BlackBerryやLinuxなど他のOSの人気上昇などを挙げている。
OSでは今後、オープンソースが後押しして、2013年もSymbian Foundationが首位を維持すると見ている。開発者という点では、Symbian、LiMo Foundation、Androidが重要な端末プラットフォームになりつつあるという。収益がサービスとアプリケーションに移行することを見据え、端末ベンダーの戦略も変わりつつある点も触れている。
MWCでは、SymbianとLiMoに取材したが、どちらもそれぞれの主張があった。Googleの基調講演は、Googleらしく、Androidを前面に押し出すことなく「標準」をアピールしていた。AndroidとSymbianは、どっちがオープンかで議論が分かれているようだ。
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