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【音ガ同2nd】<持論>準備は無駄に終わるぐらいが丁度良い&3rdに向けて

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昨年12月5日にオルタナティブ・ブログの音楽ガジェット同好会の第二回目の総会(?)が開催されました。それは既に多くの参加者の方がレポートされていたし、また幹事(?)の佐々木さんが目指されていた2ndの方向性についても、エントリーでしっかりと書かれていました

という訳で会の内容そのものについては書きません・・・というか今更書けません(苦笑)。遅きに失していて・・・orz。

だから、自分は自分の観点として、会への臨みについての準備をどうしていたか?を書いてみようか、と思います。

第一回の時のことをエントリーにも書きましたが、第一回としては特にどんな曲をやる、というテーマが決まっていなかったこともあり、またみんなとりあえずモバイル楽器を持ってきて集まろう、という感じだった(→と自分は理解してましたが・・・違います?)こともあり、まずは突飛なものを持っていこう、ということだけ考えていましたので、昔のモノフォニック・アナログシンセやらトイザらスで売っているおもちゃやらを持ち込んだ訳です。あとは佐々木さんの事務所にまさかあれだけ音響機器が整っていると思っていなかったので(→普通にLexiconとか置いてあると思って無かったので)恥ずかしくも安っぽいエフェクターやらを持っていった訳です。全然不要でしたが(苦笑)(見られるのも恥ずかしいぐらい)。

第一回の機材的な準備としてはそんなもの。で、参加してみた感想として、その時みんなが持ち寄っていた機材がDSやiPhone、カオシ等がだったこともあり、飛び道具、というかリードを取る機材が多いな、ということ、また、その結果として、ボトムを鳴らしておくための”普通の”機材があった方がいいよな、と思いました。ただその時自分が持って行っていたのがモノ・シンセだけなので、コードとか弾けなかったんですよね。だから第二回においては最低和音を鳴らすことのできる機材は用意しよう、と思っていました。

実際、第二回にあたって、さらに課題曲が設定されたので、課題曲をフルに演奏するなら、ちゃんと生風な音色が鳴るものも欲しいな、と思って、GM音源は用意しよう、と。何人ぐらい来るのだろう?みんながパートとか適当に入れ替わったりもするかな?じゃあそれを鳴らすためのMIDIキーボードも何台か用意していこうか・・・。

結局ほとんど不要で、自分が伴奏の演奏とリードを取らせてもらったDX-100とスタイロフォンぐらいしか利用しなかった訳ですが、自分はそれはそれでとても満足しています。とにかくですね、後で「あ~、ここであれば良かったのに~」と思うことが嫌なんです。自己満足と言われればそれまでなんですが。だからある意味、無駄に終わることがあっても、それが不要なぐらい他でうまく行けば良い、と思います。

実はこれは自分が社内等でプレゼンする時も同じ。基本ストーリーとして何かを説明するためのものを用意しつつ、誰が来るかを想定して、「あの人だったらまだ経験が浅いからこういった説明を入れておいた方が良いかな」とか「世間でもこうである、という事実は知っておいてもらった方が良いだろう」とか。本編中に組み込むこともあれば、参考資料や非表示として用意するだけに留める時もあります。プレゼンなんて結果が全てですから、何となく演者の勢いとかだけで通ってしまう場合だってそれはOKと言えるのかもしれませんが、自分の場合、ちゃんと相手に判断材料を正確に用意した上で判断をしてもらったNOと、「まぁまた別の機会にでもその辺りもう一度聞かせて」と言われたOKなら前者の方が納得感があります。だいたい、本番前に自分なりにきちっとその場の情景が浮かんでいる時のプレゼンはうまく行きますが、直前まで見えていない時は・・・推して知るべしですね。

2ndで言えば唯一イメージできていないことがあって、前回の時、19時前にお邪魔したらまだ佐々木さんの会社は業務中だし、玉川さんしかいらっしゃら無かったので、今回は焦らずゆっくり行こうと思って遅れ気味に行ったら既にほとんどの皆さん勢揃い。「連絡とってみる?という話になってましたよ!」と言われて非常に焦りました(汗)。

さて今のところ3rdの話はまだ出ていないのですが、佐々木さんに続いて次に向けてのネタ出しなんかをしてみたい、と思います。

夏目さんが書かれていた年末特番の「アメトーーク」を自分も見ていたのですが、この中で「家電芸人」なるカテゴリーで集まっていた劇団ひとりさんをはじめとする芸人さん達が、iPhoneで演奏する姿が放映されていました。本当にこの芸人さん達がこれをネタとしてとりあげたい、と思ったのか、放送作家の方が出したコンセプトかわかりませんけど、みんなで手軽に音楽を楽しもうよ、みんなで演奏したら楽しいよ、的なところに流行の潮流が向かっているような気がします。

これは、自分が以前、【音ガ同】の第一回やシンセサイザー・フェスタを事前その後でエントリーさせていただいた時にも感じたことなのですが。

いっぱい楽しめる音楽ガジェットが発売されて、まずはみんなが個人で楽しめるようになった次には、自分で発表する場を持つ、とか他の人と合わせてみる、という欲は普通に出てくるのじゃないでしょうか?でも、いわゆる普通のバンド活動等に比べるとライブハウスでガジェット縛りのライブが定期的に行われている訳でも無いので、いまいちメジャーでは無いように思います。【音ガ同】も、今回youtubeやニコ動で人に見ていただく、という自分達の楽しみから他の人に見てもらう楽しみへ進化した訳ですが、オルタナティブ・ブロガー以外の方の興味のある人達を取り込む、というところにはまだ至っていません。

オトダスト主催のモトダさんとかは、DS-10縛り?で路上セッションとかをされているようですね。これにならって(パクって?)、【音ガ同】も他流試合OK、道場破り歓迎(?)でオープンなスペースでやってみるのもありなのでは?と思っています。

音を出しても近隣にご迷惑が掛からないような場所、外で鳴らすために必要な機材の用意など、越えなくてはいけないハードルは多々ありますが、もしオルタナの読者の方で参加したい、もしくは、「俺の方がすげぇぜ!」的なものを見せたい、という人も、どんなことをやっているのか見てみたい!という生観覧希望の人も取り込める、というのはいかがでしょうか?

・・・って誰に向かって言っているの?という感じではありますが、まずはタタキ案が無いと先に進まないと思いますので、是非対案をお願いいたします>【音ガ同】の皆様!

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