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実はこれ、認識してなかったけど自分の趣味と言えるのかもしれないな、と気づいたこと~企業の沿革や社史を読むこと

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自分が子供の頃に放映されていたテレビCMと言えば、全国的ブランドの企業や地元の有名店ぐらいしか放送されていなかったような気がします。

それからもう数十年も経ち、過去にテレビCMをしていた全国的ブランドの企業は合併や事業譲渡、場合によっては閉業している会社もあります。

今や色んな企業がテレビCMをしている中で、自分が聞き覚えの無い企業のCMを見たら、ほぼ必ずその企業ってどういう経緯でテレビCMを打てるような企業になったの?というのをつい確認してしまいます。

特に関東あたりでCMを行っている企業は、莫大な宣伝費を支払いながら、それがペイするだけの企業に成長しているから、と思うからです。

(少しだけ関東ローカルCMを決める過程に携わったことがありますが、今でもテレビCMの媒体費は相当な金額です。)

今ではインターネットで様々な検索ができますので、あそこのあの人がこうなってここでこうしてこうなったのか、というのは比較的容易に確認できます。

先日ふと、インターネットが登場してくるまでは、自分はそんなことに興味を持っていなかったのだろうか?と思うと、案外昔から読んでいたような気がしました。

通っていた大学の図書館には、企業から寄贈された社史があり、あの会社か、と浮かぶところがあればとりあえず斜め読みでも読んでいた気がします。

自分の趣味は音楽と車関係とばっかり思っていましたが、趣味という程、お金と時間を使っていないな、ということにここ15年ぐらいに気づいてしまいました。

それよりもお金はともかく時間を使っているのは、そういった企業のホームページの沿革を見たり社史にあたるものを見たりすることかもしれません。

いくつかオススメの企業沿革、社史をご紹介します。

1.森村グループ 主なグループ沿革

グループ会社|大倉陶園公式ホームページ

不勉強で誠に申し訳ないのですが、たぶん20年ぐらい前ですかね、このページ(当時はデザイン違ったと思いますが)を見るまで、食器のノリタケ、碍子の日本ガイシ、スパークプラグの日本特殊陶業、生活器具のTOTOが同じルーツを持つなんて全くわかっていなかったので相当びっくりしました。

今やLIXILグループに入った旧伊奈製陶も元々は森村グループだったという。いずれにしても、言われてみれば、どれも陶器なんだよなぁ、と。考えたことも無かったので個人的な驚きでした。

2.ウエインズトヨタ The History of Challenge

漫画コンテンツ | ウエインズグループ

今はグループのトヨタ店舗、全部ウエインズトヨタ神奈川で統一されてますが、その母体企業である横浜トヨペットの創業からの苦労が漫画にまとめられているものです。非常にわかり易くて、またドラマチックに描かれているので引き込まれます。ウエインズトヨタのファンづくりにも貢献しているのではないか、と推測しています。

3.Honda原点コミック

Honda原点コミック - YouTube

Honda(本田技研工業)の創業者、本田宗一郎と藤沢武夫を中心に、Hondaの創業からの歴史を実写資料と共にアニメ化したものです。このアニメの元となった漫画も一時期発売されていたような気がしますが、もう売っていないみたいですね。

4.株式会社ゴウダ 沿革

沿革 | 企業情報 | 太陽光発電・蓄電池・V2Hならゴウダ株式会社

うちの実家からそれ程遠くないところに本社がある関係で、街でもよく看板は見ますが、何より関西ではよくテレビCMが流れています。テレビCMでは太陽光発電がメインですが、このような沿革でこの約55年でこれだけ成長されているのは素晴らしい、と思いました。

余談ですが、今年できた日本一最長の吊り橋のスポンサーもされてらっしゃいます。

GRAVITATE OSAKA(グラビテート オオサカ) | GRAVITATE OSAKA(グラビテート オオサカ)|日本一の吊り橋

5.株式会社キョウデン 沿革

沿革 | 株式会社キョウデン

この沿革を初めて見た時に驚愕したのは、創業時点では(少なくとも見た目は)ごくごく一般的な松下電器のナショナルショップだったということ。その後、プリント基盤メーカーとして発展を遂げられていくこと。大阪の老舗電気チェーン、"中川ムセン"や長崎屋を買収するぐらいの規模になっていったということにもジャパニーズドリームを感じます(もちろんそれだけのご努力があったのだと思いますが)

他にも色々見ていて面白いな、と感じる沿革・社史はあったのですが、自分が印象的だったものをピックアップしてご紹介しました。

追伸:

社史と言えばこちらのホームページがスゴイです!

The社史

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