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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

ルーターを換えたらGoogle等にしか繋がらなくなったときは

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ITに強いビジネスライターの森川滋之です。

価格重視で買った自宅のWiFiルーターが遅くて、ちょっとイライラしておりました。

それで年末に新しいWiFiルーターを買いました。ところが、なぜかGoogle系とFacebookしかアクセスできなくなりました( ̄□ ̄;

ネット検索したところ、ヒントは得られましたが、そのものズバリの解決法が見当たりませんでした。

何とか解決できたので、同じようなことで悩んでいる方へのご参考になるかと思い、書いてみました。

長いので、解決策だけ知りたい方は「インターネットとIPv4で接続したら解決した!」まで読み飛ばしてください。

WiFiルーターは価格重視ではなく部屋の大きさで

フリーランスライターなので、打ち合わせや取材以外は基本的に自宅で仕事をしています。お金がないので、ノマドなど気取れません(笑)。というより、モニター1台だと仕事が捗らないし、資料もたくさんあります。外で仕事をすると非効率になります。

ONU(光回線終端装置)の置き場所の都合上、WiFiルーターを仕事部屋と別室に置いています。そのままでは使いものにならない遅さでしたので、リピーターを置いていました。リピーターを知らない方は、電波を増幅する装置と思ってください。

仕事ではそれで何とか使えましたが、動画などを見るとイライラします。スマホでの動画も途切れることがかなり多かった。

仕事部屋はまだいいのです。リビングのテレビにPCを接続して、YoutubeやAmazon Prime Videoを見ることが多いのですが、電波の調子が悪いとブツブツ途切れます。時々、やたら調子がいいときもあるのですが、一度調子が悪くなるとイライラが続きます。

「ITに強いライター」を自称(僭称?)しているのに、こんなことは書かないほうがいいと思うのですが、私は今までWiFiルーターを価格重視で選んでいました。レビュー記事などもろくに読まず、最新の最速プロトコルに対応しているけれど、一番安いのを買っていました。

ですが一方で、高いルーターって何が違うのだろうという疑問も心の片隅にあったのです。

このたび改めて調べてみたところ、どうも電波の強さが違うんですね。レビュー記事や広告などを見ると3LDK対応とか4LDK対応とか3階建て対応とか書いてあります。

わが家は3LDKですが、ちょっと余裕があったほうがいいかと思い、いろいろ調べた結果現時点で最速でしかも4LDKまで対応している、NEC Aterm WG2600HPに白羽の矢を立てました。ですがAmazonで16,000円以上します。自腹で買うのは痛い。

妻に相談しところ、彼女もけっこうイライラしていたようで、「それは家として対応すべき問題よ」と言ってくれ、家の財布からお金が出ることになりました\(^O^)/

12月30日にいろいろと調べて機器を選定し、その日に購入手続きをしました。

GoogleとFacebookにしか繋がらない( ̄□ ̄;!!

31日の午後、正月の準備の買い物から帰宅したら、WG2600HPが届いていました。

2018123105.png

さっそく設置し、「らくらく無線スタート」(NEC独自のAOSSみたいなもの)でPCとプリンターは簡単にLANに繋がりました。iPadとスマホはパスワードを入れることになりましたが、これも簡単に繋がりました。

しばらくするとインターネットとも繋がったようです!

しかし若干の違和感が。「あれ? 例の設定をやらなくていいの?」と思ったのです(振り返るとこの疑問をそのままにせず、突き詰めるべきでした。)

早速FacebookにアクセスしたらOK、Google検索も問題ありません。一番気になっていたYoutubeもOKです。

ところが、自社サイトに繋がりません。Amazonとも繋がりません。そしてメールが取得できません。本当にインターネットに繋がっているのか???

WiFiのインジケーターは、どれもインターネットと接続できていることを示しています。しかし、Google系(Youtube含む)かFacebookとしか繋がりません。

どういうこと?

ググってみてわかったこと

考えても解決策が出てこないので、ネットで調べました。ただGoogle検索はできても、WiFiだとその先に繋がらないので、スマホの4Gでの検索です。

同じことで悩んだ人がたくさんいたようで、けっこうな記事が見つかりました。

最初に出てきたのは、ルーターの電源を入れっぱなしにして、しばらく放っておいたら直ったというものでした。これは役に立ちません。いつまで待てばいいのか分からないし、すぐにでも使えるようにしたかったからです。

他に出てきたのは、DHCP接続ではなく手動でIPアドレスを設定したら直るというものでした。

何だか根本的な解決策ではないように思いましたが、藁にもすがる思いで試してみました。ですが藁ではやはり溺れるようで、少なくともわが家の環境では全く改善しませんでした。

ただ解決策としてはIPアドレスの手動設定なのですが、重要なヒントを書いてくれている記事がありました。

それは、「インターネットとIPv6で繋がっているから、IPv6に対応しているサイト(GoogleやFacebookはまさにこれらしい)としか繋がらなくなるのが根本原因」というものでした。

インターネットとIPv4で接続したら解決した!

ここで、前述の"例の設定"のことを思い出しました。

例の設定とは、PPPoE接続の設定です。今まで買ったWiFiルーターでは必ずやっていた設定だったのですが、 WG2600HPではいきなりインターネットに繋がってしまったのでやらなかったのでした。

以下の設定は、あくまでWG2600HPのものですが、他のルーターでも同じような設定ができるはずですので、試してみてください(詳しくはマニュアルでと書きたいところですが、WG2600HPのマニュアルではよく分かりませんでした・・・)。

ブラウザでルータに接続して管理メニューにログインし、「現在の設定」を見たところ、「IPv4接続先」という項目が軒並み「IPv4インターネット未接続(未設定)」となっていました(下の画像は現在のものです。そのときは、青い四角で囲っている部分もそのようになっていたのです)。

2019010201.jpg

「接続先設定」(上の図の赤い楕円で囲んだ箇所)をクリックすると、IPv4接続先を指定できるようになっています(その前に動作モードを「ローカルルータ」から「PPPoEルータ」に変更する必要がありましたが、これは「基本設定」からできました)。

設定内容は、インターネット接続プロバイダーからもらっているはずですから、それを入力してください。

設定後、問題は全くなくなり、快適なネット生活を楽しめるようになりました。リピーターが不要になっただけでなく、リピーターがあったときより倍以上速くなりました。

特にストリーミング動画が途切れないのは、本当に嬉しい(以前は、接続状態がひどいときには有線LANで見ていましたが、10mもあるケーブルを引きずるのはみっともないし、面倒臭いものでした)。

こちらが根本的な解決策と思うのだが・・・

放っておいたら直ったというのはそういうこともあるのかなと思いますが、DHCP接続をやめて端末側のIPアドレスを手動設定にしたら直ったというのはよく分かりません。本当にそれで直ったのだとしたら、たぶん原因が違うのでしょう。

原因が「インターネットとIPv6で繋がっているから、IPv6に対応しているサイトとしか繋がらなくなる」ということであれば、私のやったことが根本的な解決策だと思います。

長い目で見れば、IPv6が当たり前になるでしょうから、この解決策も根本的ではなくなるかもしれませんが、現時点から少なくとも数年ぐらいは「根本的」ではないでしょうか。


最新のIT動向やITのビジネスへの応用について、経営者などビジネスパーソンに分かりやすく伝えることができるライターです。

最近いただく主なテーマは下記の通りです。

  • AI関係(機械学習、ディープラーニング、RPAなど)
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大手SI企業の基盤&ネットワーク技術者でしたので、インフラ&システム運用関係のテーマにも対応できます(クラウド、データセンター、バックアップ、レプリケーション、HCI等々)。

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