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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

10月27日 生かしあう~ワクワクする考え方(#522)

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国際化時代においては、日本は他国から吸収するだけではなく、積極的に日本について発信していかなければならない、と松下幸之助さんは言います。

これは海外に出て行く人は、もっと日本の文化や歴史について勉強せよということであり、私も心から同意します。

日本の文化や歴史に精通していて、英語も得意な人。こういう人がベストですが、逆に言えば、英語は必須ではないということです。

おそらくこういう方々の努力も日夜なされていることでしょう。頭が下がります。

しかし、それ以上に重要な役目をしている人たちがいます。それは、日々真剣・本気で文化を創り出している人たち。

アニメ、マンガ、ゲーム、服飾、料理その他いろいろな分野で日本のコンテンツが世界中で普及し、それが日本へのリスペクトにつながっています。

宮崎駿さんが手塚治虫氏の告別式で、同氏が日本のアニメの黎明期に安い値段で仕事を受けたことでどれだけのアニメーターが苦労したかと非難したという事件がありました。

このことの是非はおいておくとして、当時のアニメーターたちはたぶん今の日本のアニメの隆盛を想像していなかったと思います。

厳しい制約条件(特に予算)の中で、数多くのノウハウを蓄積し、また思いも募っていったのだと思います。そのおかげで今のアニメの隆盛があると思うのです。

マンガやゲームの世界でも同じでしょう。服飾や料理の世界も、欧米が日本になんかふりむかなかったときから海外に進出していた先人たちのおかげで、Japan Coolと呼ばれる文化ができあがったのだと思います。

今日の一言)自分たちの仕事が、"日本文化"の隆盛のために貢献していると考えたらワクワクしないだろうか?

 

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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