9月5日 夢を持たせる~昔はそんなんだったの?(#470)
昭和30年頃には5ヵ年計画などを、社員に対してでも発表する会社はほとんどなかったが、私は社員に目標や夢を持たせるためにやった、と松下幸之助さんは言います。
私が驚いたのは、昔の会社というのはそういうものだったんだ、ということでした。
今のように投資家に説明する必要がなかったからでしょう。
競合相手に手の内を知られるデメリットもあったようですが、今はそんなことをいう会社はありません。会社の目標・夢・理念など(以下ビジョンと一言でまとめます)の公表は、現在ではブランディングの手段にさえなっています。
この50年ほどで情報公開に関する考え方は大きく変わったようです。
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などと書きながら、私が以前いた会社が2000年にビジョンを策定し、社員に普及を開始したときは、私も含めほとんどの社員が違和感を覚えたことを思い出しました。
10年前ぐらいには、会社で経営者がビジョンを語り、社員に普及させようなどというのは相当違和感があったのです。
しかし、老舗の会社には、創業者以来の社是や社訓があるではないか、という意見もあるでしょう。
これも一部の会社をのぞいては、形骸化していました。
ビジョンを策定し、社員に普及させようというようなことを、我々は欧米から逆輸入したのでした。
日本人は、アニメなどを初めとして、日本の良さを外国人に教えてもらってはじめて気づく傾向があるようです。
ということで今日の一言です。私は、やってみようと思っています。
今日の一言)ここ100年ぐらいの日本の歴史を復習して、良いところを探すと、次のトレンドが分かるかもしれない。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
8月ももう終わりですね。残り3分の1、がんばってやり遂げます。
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