7月11日 任せて任せず~部下は不信感を仕事の失敗という形で表現する(#414)
松下幸之助さんは、本人が好きで強くやりたいという仕事を任せてみよ、ただ欠点は経営者が直してやれといいます。
つまり、任せるのだけど、ほうり出さない。こうすれば、最後の責任は自分にあるということで、いつも気になっている状態になるということらしい。
任せっぱなしを戒めるための言葉なのでしょうが、部下に任せたといっても気になっていない上司は珍しいように思います。
気になっているのだけど何もしない、という上司が多いように思います。かくいう私もそうでした。
どうしてそんなことになるのかというと、部下も大人だから、困ったら相談するだろうと思うから。
ところが、してこないんですね。報告してくるころには、どうしようもないことになっている。
そんなになるまで相談してこなかった本当の理由はいまでも分かりません。私自身は、すぐに上司に相談するほうだったので、私のまねをしたからということでもないのです。
たぶん、相談に対して、何度かいい加減な対応をしてしまったのでしょう。それで部下の信頼を失った。はっきりと記憶にないのですが、それ以外考えられません。
部下は上司への不信感を仕事の失敗という形で表現するようです。
今日の一言)部下の相談に対しては常に真剣に対応しよう。
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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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