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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

4月9日 プロの自覚~プロってなんだろう?(#321)

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あなたは、入社式の役員訓示等で言われたことがありませんか?

給料をもらうからにはプロ。プロの自覚をもって仕事をしてほしい。

私は、入社式で言われました。なんとなく、そんなものなのかと思って聞きました。

これは、どうも松下幸之助さんが言い始めたようです。

私は、入社式でそういわれたので、最初は先輩はみんなプロだと思っていました。

しかし、悪いけれど、アマチェアもたくさんいました。しばらく気がつきませんでしたが。

アマチェアもいるということに気づいてから、プロとアマの違いをずっと考えてきました。いろんな人の本を読み、いろんな人の話を聞きました。

結局、違いは良く分かりませんでした。

たとえば、故黒沢明監督なら映画のプロと言っていいと思うのですが、北野武監督はどうなのか?映画で稼いでいるのだからプロだという気もするけれど、本業じゃないからアマチェアともいえる。難しい。

たぶん、昔プロ野球を職業野球と呼んでいたことから分かるように、プロかどうかは職業と名乗れるものがあるかどうかなのだと思います。

そうなると、プロかアマかはほとんどの場合自称ということになります。

プロ野球などに関して言えば、個々の選手は自称というわけにはいかないでしょうけれど、セ・リーグ、パ・リーグなどの球団組織は自称に過ぎません。それに金を払うかどうかは、お客次第。

プロレスの団体なんかを見ていたら、もっと分かりやすいと思います。

要するに、プロというのは自称でよいのだけど、その自称をどれだけたくさんの人が認めてくれるかということなんだと思います。

ということであるならば、プロかアマかなんかはどうでもよく、どれだけ人の役に立っているかを指標に考えればいいのではないかと思います。

今日の一言)プロかアマかなどという区別はどうでもよく、問題はどれだけ人の役に立っているか。

 

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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