4月24日 愉快~楽しいと思えば楽しいなんて、そんな単純なものではない(#336)
松下幸之助さんは、「仕事はジャズとスポーツ的な気分においてなされていくのが理想である」とおっしゃっています。
おお。今まで数多くの厳しいことを言われてきたが、仕事は楽しめ(まあ、仕事が楽しくないと、あれだけの偉業は達成できないのですが)というのか、と思いましたが、そもそも仕事を楽しむということ自体が難しい。
よく言われるのが、同じ仕事をやっていても楽しくやっている人と苦しくやっている人がいる、気持ちの持ち方しだいだということ。
気持ちの持ち方しだいというのは、たしかにそうなのですが、では、どうやったら楽しい気持ちで仕事ができるのか。楽しいと思えば、楽しいのか?そんな単純なものではないでしょう。
仕事が楽しくない人にありがちな性向を考えてみるのがよいかと思います。
- 人の評価を気にする
- ひとと自分を比べて、その優劣に一喜一憂する
- 失敗したときに自分を責める
- 人に迷惑をかけることを極端にいやがる
などなど、他にも挙げられますが、こられが主要なところでしょうか。
なぜ挙げられるかというと、自分がまさに仕事が楽しくない人間だったからです。
とはいえ、このような性格をいきなり変えろというのはとても難しい。
まずは、このような性格が原因であることを自覚し、一つ一つ手放していくことを考えていくのがよいように思います。
大丈夫です。人の評価なんてあてにならないし、ひとと自分を比べても意味がないし、失敗しても自分を責める必要はないし、適度な迷惑なら逆にひとは喜んでくれます。
といっても、難しいよなあ、やっぱり・・・。
今日の一言)いきなり楽しく仕事をやろうと思っても難しい。まずは、自分の性格が仕事を楽しくしていないのではないか考えてみよう。
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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