4月23日 疲れが休まる~たぶん達成感のこととは思うのだが・・・(#335)
松下幸之助さんは、「仕事をするとかえって疲れが休まるというような境地を多少とも味わえるようになれば、これは本物であろう。」(『松下幸之助 成功の金言365』)とおっしゃっています。
たぶん達成感による爽快感のことを指しているのだと思います。
私は、以前管理職だった頃、60日連続で土日も出勤し、ほとんどの日を朝一番早くきて、夜は一番遅く帰るという生活をしたことがあります。
プレイングマネージャだった上に、アプリケーションインフラ(アプリケーションソフトを作るための基盤となるソフトウェア群)を一人で作るというミッションを持っていました。
アプリ開発チームがプログラム作成に入る前に終わらせないといけないので、このようなことになったのですが、これは確かに達成感があり、この数年後神経症で会社を休むことになるのですが、このときはまったく神経症などとは無縁な状態でした。
しかしながら、一つ間違えばワーカホリック(仕事中毒)になると思ったのは私だけでしょうか?
ワーカホリックにならないためには、どう考えたらいいのか?そこが大事な気がします。
あのとき(60日連続出勤のとき)は、仕事をしているから爽快というよりは、自分がやり遂げることで、チームに貢献できることが爽快だったのだと思います。
そうであれば、健全かなと思います。
逆に神経症になったときは、自分がいくら動いてもチームに貢献できない状態でした。
仕事そのもので疲れが休まるという境地は私にはあまり理解できません。どれだけ人の役に立てたかで疲れがふっとぶというのなら、これは理解できます。
今日の一言)達成感は人の役に立てたときに味わえる。
本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。
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