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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

1月15日 全身全霊~何を本業にするのかを迫られている?(#237)

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自問自答)これが自分の"本業"だと言い切れないのはなぜか。全身全霊を打ちこんで事にあたることにいまだ足らざるものがあるからではないか?

全身全霊をささげて、そこに喜びが湧いてこないというようなことでは、その本業から去らねばならない」。いささか厳しい言い方だと断った上で、松下幸之助さんはこう言います。

これに対しては二つの見方があろうかと思います。

一つは、「自問自答」のように、全身全霊を打ち込んでいないから本業足りえないのではないだろうかという見方。一生懸命やっていれば、必ず「本業」になるという考えです。

もう一つは、一生懸命やっても楽しくないのなら、それは本業ではないという見方です。本業なら、ワクワクするはずということです。

後者は、ある意味危険な考え方であり、この考えにとらわれると、仕事がものにならないうちに次の仕事を探し始める、いわゆる「自分探し」に追われることになります。

なので、通常は前者的な考え(まだ自分は一生懸命やっていないから面白くない)をすべきなのですが、しかし、今の私は後者で考えようとしています。

というのは、最近あるコンサルタントの影響で、「自分らしい」ことをやっていないと業績が下がるという考えを支持しているからです。

本業=「自分らしい」仕事ということなんですね。自分らしくないことは、儲かりそうな気がするのでやってしまうのだけど、ほぼ確実に失敗します。

最近私は、毎朝ワクワクした気持ちで起きるということに取り組んでいます。このブログもそのために毎日書いています。

そうすると向こうからワクワクすることがやってくるのですが、その反面自分自身がワクワクしていない仕事は打ち切りになり売上が下がってきています。このままだとワクワクしていない仕事は全部なくなってしまう予感がしています。

ワクワクしない仕事は、たぶん自分らしくない、すなわち本業でないので減ってきているのだと思います。

そうだとしたら、急いでワクワクの種を育てていかなければなりません。これが自分らしい本業と思うものをもっと明確にし、それこそ全身全霊でビジネスにしていく必要があるということです。

ちょうどこのように感じていてたときに、松下さんの今日の言葉。偶然とは思えません。

今日の一言)本業とは自分らしい仕事であり、全身全霊で打ち込めばワクワクするはずの仕事である。そうでなければ、本業を見直すべき。

本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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