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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

無理なことをあきらめるとドンドン開けるようになる(#171)

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察するな、訊け。

●解説

コミュニケーションに関するメルマガを発行しています。

読者からの相談を募ったら、このような相談をいただきました。

もともと人の言うことを額面通りに受けとるタイプだったが、あるとき真意を察してくれないと非難されて、相手の気持ちを汲み取る努力をはじめた。そうしたら今度は人の言葉を素直に受け取れなくなった。

ありがちな話です。

私のアドバイスは、察することはあきらめて、訊くようにしようということでした。

●難しいことはいったんあきらめる

売ることをあきらめたら、売れるようになった。

私の仕事のパートナー、333営業塾塾長吉見範一さんが良く言うことです。

難しいことは、いったんあきらめると、できるようになることが多いようです。

「あきらめる」という言葉は最適ではないかもしれない。

もっといい言葉は「とらわれない」かもしれません。

売ることにとらわれている間は売れない。確かにこれはしっくりとくる。

勝つことにとらわれている間は勝てない。

口説くことにとらわれている間は口説けない。

説得することにとらわれている間は説得できない。

打つことにとらわれている間は打てない。

このぐらいでいいでしょう。成功の秘訣はどうも「とらわれない」ことのようです。

●察することにとらわれない

さて、察しよう、察しようとして、素直に受け取れなくなっているということですが、そもそも人の心を読むなんて、妖怪サトリでもない限りとても難しいことです。

こんなことは、まっさきにあきらめましょう。

そもそもどうやって察しているのだろうか?

眼球が右上を向いたら、ウソを言っているとか?

腕を組んだり、足を組んだりは拒絶の意味?

ばかばかしい。おそらく、「今日の占い」のほうがまだ当たるように思います。

●訊かないと分からない

我々セミナー講師がアンケートを取るのは、訊かないと分からないからです。

営業マンでも優秀な人は、既存顧客になぜ買ってくれたのかを訊きにいきます。お客さまというのは、もうこちらがまったく想像していないような理由で買っているのです。

察することなど不可能。

自分は察することができていると思っている人ほど、人間関係の罠にハマりやすいと言えます。

熟年離婚の半分以上は、そうでないだろうか?

●察しようとするな、訊けばいい

だから、訊けばいいのです。

変な心理学など勉強しなくていい。

相手の心を読む技術のほとんどは都市伝説です。

ちゃんと学ぼうと思ったら、やっぱり大学など専門機関で学ぶしかない。

分かりやすい解説書は、実際には役に立ちません。そんなものが役に立つなら、カウンセラーなんか必要ないではありませんか。

訊くのが我々にもできるもっとも確実な方法です。

そのときに大事なのは、素直に聴くこと。

相手の言うことに口を挟まず、自分の色眼鏡で見ず、自分に置き換えず、ましてやアドバイスなどしない。

相手のいうことをそのまま受け取り、受け取れているかを随時確認する。

これだけでいいのです。

●しかし、実はこれが一番難しい

「これだけでいい」と書きましたが、実はこれが一番難しいですね。

実感として、そう思います。

ただ、この聴き方ができるようになれば、地上最強のビジネスマンになることだって可能な気がします。

察しよう、察しようと思っているうちは、地上最強からは程遠い。

同じく難しいなら地上最強を目指すほうが、いいように思います。


修行途中で、これ以上言葉でのコミュニケーションを取るのは難しいと思えば、そっとそばにいるという方法があります。

相手の目を見て、ただうなずくだけ。

必要ならば、ハグしたり、肩に手を添えたりする。

これが、もしかしたら最強かもしれません。

今日は時間がなく、毎週月曜日発行のメルマガ「週刊突破口!」のネタそのままでした。

でも、考えたらメルマガの宣伝になるかもということで、たまにこうするかもしれません。

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